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告知事項ありの中古マンション購入!告知義務の期間やリスクを徹底解説

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マンションを購入する際、「告知事項」という言葉を耳にすることがあります。これは、その物件で過去に起きた出来事のうち、購入者の判断に影響を与えうる重要な事実を指します。具体的には、
などが該当します。告知事項は、物件の価値や購入後の生活に影響を与える可能性があるため、不動産取引においては非常に重要な要素となります。
今回のケースのように、部屋で自殺があった場合、その事実は「告知事項」に該当する可能性が高いです。では、告知義務の期間や、所有権が変わった場合の取り扱いについて見ていきましょう。
まず、告知義務に明確な期間制限はありません。一度発生した告知事項は、原則として、その事実が購入者の判断に影響を与え続ける限り、告知する義務が継続すると考えられます。これは、時間が経過しても、その事実が物件の価値や利用に影響を与える可能性があるからです。
次に、所有権が変わった場合についてです。所有者が変わっても、告知義務がなくなるわけではありません。新たな所有者も、その物件を売却する際には、過去の告知事項を告知する義務を負う可能性があります。これは、前の所有者から引き継がれる義務というよりは、現在の所有者が、その物件を売却する際に、取引の相手方に対して負うべき義務と考えられます。
告知事項に関する主な法律は、「宅地建物取引業法」です。この法律は、不動産取引の公正さを確保し、購入者の利益を保護することを目的としています。
宅地建物取引業者は、物件を売買する際に、購入者に対して「重要事項説明」を行う義務があります。重要事項説明とは、物件に関する重要な情報を事前に説明することであり、告知事項もその中に含まれます。具体的には、
などを説明します。この説明は、書面で行われるのが一般的です。
もし、宅地建物取引業者が告知事項を故意に隠したり、虚偽の説明をしたりした場合、法律違反となり、行政処分や刑事罰の対象となる可能性があります。購入者は、重要事項説明をしっかりと確認し、疑問点があれば積極的に質問することが重要です。
告知義務は、誰に課せられるのでしょうか? 告知義務を負うのは、主に不動産会社(宅地建物取引業者)です。売主が個人の場合でも、不動産会社が仲介する場合は、不動産会社が告知義務を負います。
売主自身にも、告知事項を誠実に伝える義務があります。しかし、売主が個人である場合、告知義務を負うのは売主自身ではなく、仲介する不動産会社が中心となります。売主は、告知すべき事実を不動産会社に伝え、不動産会社はそれを購入者に説明する役割を担います。
告知事項は、売主と買主の間の信頼関係にも大きく影響します。もし、売主が告知すべき事実を隠していた場合、後々トラブルに発展する可能性があります。購入者は、売主からの情報だけでなく、不動産会社からの説明も注意深く確認し、納得した上で購入を決めることが大切です。
告知事項付きの物件を購入する場合、いくつかの注意点があります。まず、物件の価格が相場よりも安いことが一般的です。これは、告知事項が物件の価値を下げる要因となるためです。しかし、価格が安いからといって、安易に購入を決めるべきではありません。
購入前に、以下の点をしっかりと確認しましょう。
告知事項付き物件は、購入後の転売が難しくなる可能性があります。将来的に売却することを視野に入れている場合は、その点も考慮して購入を検討しましょう。
告知事項付き物件の購入にあたっては、専門家への相談も検討しましょう。特に、以下のような場合には、専門家のサポートが役立ちます。
専門家は、それぞれの専門知識を活かして、あなたの疑問や不安を解消し、適切なアドバイスを提供してくれます。専門家への相談費用はかかりますが、後々のトラブルを回避し、安心して物件を購入するためには、必要な投資と考えることができます。
今回のテーマである告知事項付き物件の購入について、重要なポイントを改めて整理しましょう。
告知事項付き物件の購入は、通常の物件購入よりも慎重な判断が求められます。しかし、適切な情報収集と専門家への相談を行うことで、安心して購入し、快適な生活を送ることも可能です。今回の解説が、あなたのマンション購入の一助となれば幸いです。
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