- Q&A
土地に存在しない建物の登記簿!購入前に知っておくべき注意点と対策

ご入力いただいた内容は「お問い合わせ内容」としてまとめて送信されます。
無理な営業や即決のご案内は行いません。
共有持分についてお困りですか?
おすすめ3社をチェック【悩み】
建物は存在しませんが、登記簿に記載されているため、将来、建物の登記名義人(孫)から何か権利を主張されたりしないか心配です。また、役所と法務局の情報の整合性が取れていない現状に疑問を感じています。固定資産税と登記簿の整合性をとる方法はないのでしょうか?
まず、登記簿(不動産登記簿)とは、土地や建物の所有者や権利関係を公的に記録したものです。法務局に保管され、誰でも閲覧できます。 登記簿には、所有権だけでなく、抵当権(担保として不動産を提供すること)や地役権(他人の土地を利用する権利)など、様々な権利が記録されます。
今回のようなケースでは、建物が取り壊されたにも関わらず、登記簿にその建物の情報が残っている状態です。これは、建物の所有者が死亡し、相続手続きが完了していない、あるいは、何らかの理由で登記の抹消手続き(登記簿から情報を削除すること)が行われていないことが原因と考えられます。
はい、将来的な権利主張のリスクはあります。 建物は存在しなくても、登記簿に記載されている限り、名義人(この場合は故人の孫)は、その建物に関する権利を主張できる可能性があります。例えば、建物の再建を要求したり、損害賠償を請求したりする可能性もゼロではありません。
この問題は、民法(相続に関する規定)と不動産登記法が関係します。 民法は、相続に関する手続きや権利義務を定めており、不動産登記法は、不動産の所有権やその他の権利を登記簿に記録する方法を定めています。
具体的には、相続によって建物の所有権が移転した場合、相続人は相続登記(相続によって所有権が移転したことを登記すること)を行う必要があります。 この相続登記がされていない、もしくは、建物の滅失(取り壊し)登記(建物がなくなったことを登記すること)がされていないために、今回の問題が発生していると考えられます。
「建物がないのだから、問題ないだろう」と考えるのは危険です。 登記簿は、現実の状況とは必ずしも一致しません。 登記簿に記載されている情報は、法律上重要な意味を持ち、その内容に基づいて権利義務が判断されます。
また、固定資産税の評価と登記簿の内容が一致しないのは、それぞれの機関(市町村と法務局)が別々に管理しているためです。 固定資産税は、建物の存在有無に基づいて課税されますが、登記簿は権利関係の記録です。両者の整合性を直接的に求めることはできません。
土地を購入する前に、必ず、法務局で登記簿謄本を取得し、内容を慎重に確認する必要があります。 今回のケースでは、登記簿に記載されている建物の登記名義人(孫)に連絡を取り、建物の滅失登記を行うよう依頼する必要があります。 必要であれば、弁護士や司法書士に相談し、適切な手続きを進めることをお勧めします。
例えば、名義人が連絡が取れない場合、相続関係を調査し、相続人の全員の同意を得て、滅失登記を行う必要があります。 この手続きには、時間と費用がかかる可能性があります。
相続関係が複雑であったり、名義人と連絡が取れない場合、弁護士や司法書士などの専門家に相談する必要があります。 専門家は、法的な手続きやリスクを的確に判断し、適切なアドバイスをしてくれます。 特に、土地の売買は高額な取引となるため、専門家の助言を得ることで、トラブルを未然に防ぐことができます。
土地を購入する際には、登記簿の内容を必ず確認し、存在しない建物の登記が残っている場合は、その抹消手続きを行う必要があります。 専門家の力を借りながら、慎重に進めることが重要です。 登記簿は現実の状況と必ずしも一致しないことを理解し、将来的なトラブルを避けるために、早めの対応を心がけましょう。 放置すると、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。
共有持分についてお困りですか?
おすすめ3社をチェック