- Q&A
土地の公簿と実測の違いを見抜くには?測量と売買の注意点も解説

ご入力いただいた内容は「お問い合わせ内容」としてまとめて送信されます。
無理な営業や即決のご案内は行いません。
共有持分についてお困りですか?
おすすめ3社をチェック【背景】
【悩み】
不動産の取引では、土地の面積を示す際に「公簿(こうぼ)」と「実測(じっそく)」という2つの方法が用いられます。それぞれの意味と、なぜ違いが生じるのかを理解することが、今回のテーマの第一歩です。
公簿とは、法務局に登記されている土地の面積のことです。明治時代の地租改正(ちそかいせい)の際に作られた地図(地積測量図)に基づいており、正確性に欠ける場合があります。そのため、あくまで「目安」として扱われることが多いです。
一方、実測とは、実際に測量をして求めた土地の面積のことです。最新の測量技術を用いて、より正確な面積を把握できます。実測面積は、土地の売買や分筆(ぶんぴつ:土地を分割すること)を行う際に重要な情報となります。
公簿と実測に違いが生じる主な原因は、測量技術の進化や、過去の測量精度の問題です。古い測量図は正確性に欠けるため、実測すると面積が異なることがよくあります。
土地の公簿と実測に違いがありそうかを見抜くためには、以下の点に着目しましょう。
これらの情報から、公簿と実測に差がありそうだと判断したら、専門家(土地家屋調査士など)に相談し、測量を依頼することをおすすめします。
土地の測量と関連する法律として、不動産登記法があります。不動産登記法は、土地の面積や境界線を明確にし、不動産取引の安全性を確保するための法律です。
測量を行う際には、この不動産登記法に基づいて、正確な測量方法や手続きが定められています。また、測量結果を法務局に申請し、登記簿(とうきぼ)を修正することも可能です。これにより、土地の権利関係を明確にし、トラブルを未然に防ぐことができます。
測量を行うと、公簿上の面積よりも実測面積が少なくなることがあります。これは、古い測量図の精度が低く、実際よりも大きく面積が登記されていた場合などに起こります。
この現象は、土地の所有者にとって一見不利に思えるかもしれませんが、必ずしも悪いことではありません。正確な面積を把握することで、固定資産税の適正化や、売買時のトラブルを回避することができます。
ただし、測量結果によっては、売買価格に影響が出たり、隣接する土地との境界線で争いが生じたりする可能性もあります。そのため、測量を行う際には、事前に専門家とよく相談し、慎重に進めることが重要です。
測量を行う場合、以下の手順で進めるのが一般的です。
土地を売買する際には、事前に測量を行うかどうかは、売主と買主の合意によって決定されます。測量を行う場合は、売買契約書に測量に関する条項を盛り込み、費用負担や面積が減った場合の対応などを明確にしておくことが重要です。
以下のような場合は、必ず専門家(土地家屋調査士、弁護士など)に相談しましょう。
専門家は、土地に関する専門知識や経験を持っており、適切なアドバイスやサポートを提供してくれます。トラブルを未然に防ぎ、円滑な取引を進めるためにも、積極的に専門家を活用しましょう。
今回のテーマの重要ポイントをまとめます。
土地の取引は、専門的な知識が必要となる場合があります。疑問や不安がある場合は、一人で抱え込まず、専門家に相談し、安心して取引を進めてください。
共有持分についてお困りですか?
おすすめ3社をチェック