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土地の所有権一部登記から完全取得後の権利書整理:費用と手続きを徹底解説!
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権利書と、以前作成した土地の一部取得に関する書類をまとめて、一つのファイルに整理したいのですが、可能でしょうか? また、費用はどれくらいかかるのでしょうか?
土地の所有権とは、その土地を自由に使う、他人に貸す、売るなどの権利のことです。 この権利は、登記(登記簿に所有者の情報を記録すること)によって公的に証明されます。 土地の一部を取得する「所有権一部登記」は、土地全体ではなく、一部の権利を取得した場合に行われます。 例えば、土地の半分を取得した場合、登記簿にはその半分分の権利が記録されます。 全ての権利を取得した場合は、「所有権移転登記」を行い、権利書(登記済権利証)が交付されます。
はい、可能です。 15年かけて所有権を取得し、最終的に全ての権利を取得したわけですから、過去の書類は整理できます。 ただし、単にファイルにまとめるだけでは、法的効力はありません。 過去の書類を整理するという意味では、不要な書類を処分し、重要な書類をファイリングするだけで済みます。 しかし、権利書と過去の書類を「一つにする」という意味が、登記簿上の記録を一つにすることだと解釈するならば、それは不要です。既に所有権は完全にあなたに帰属しています。
土地の登記に関する法律は、主に「不動産登記法」です。 この法律に基づき、土地の所有権の移転や変更は、法務局に登記申請を行うことで行われます。 所有権一部登記から完全取得に至る過程で、複数の登記申請が行われているはずです。
「権利書を一つにする」という表現から、登記簿上の記録を一つにまとめる必要があると誤解する方がいますが、それは必要ありません。 所有権が完全に移転している状態であれば、過去の登記に関する書類は、所有権を証明する証拠書類として保管しておけば十分です。 ただし、これらの書類は、紛失しないよう大切に保管する必要があります。
過去の書類と新しい権利書を整理するには、以下の手順が考えられます。
もし、過去の書類を整理して、より分かりやすい形で保管したい場合は、司法書士に相談して整理してもらうことも可能です。
書類の整理に迷う場合、または過去の登記手続きに不備があった可能性がある場合は、司法書士に相談することをお勧めします。 司法書士は、不動産登記の専門家であり、適切なアドバイスと手続きのサポートをしてくれます。
土地の所有権完全取得後は、過去の書類を整理してファイリングすることで、管理が容易になります。 登記簿上の記録を「一つにする」必要はありません。 書類の整理に不安がある場合、または過去の登記手続きに不備があった可能性がある場合は、司法書士に相談しましょう。 費用は司法書士への依頼で数万円程度と予想されますが、依頼内容によって変動します。 大切なのは、権利書を安全に保管し、紛失しないようにすることです。
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