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在米日本大使館・総領事館での日本語証明書の英語翻訳取得方法と費用|出生証明書、婚姻証明書など
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在米の日本大使館や日本総領事館で、日本語で発行されたこれらの証明書の英語翻訳を取得できるのかどうか、また、取得できる証明書の種類や料金について知りたいです。すでに翻訳済みの証明書を取得された方がいれば、どのような書類を取得されたか、料金も含めて教えていただけたら嬉しいです。
「日本の公的証明書」とは、日本の戸籍(戸籍法に基づき作成される、個人の出生、婚姻、死亡などの事実を記録した公文書)や住民票(住民基本台帳法に基づき作成される、住民の氏名、住所、世帯構成などを記録した公文書)など、日本の行政機関が発行する公式な書類のことです。出生証明書、婚姻証明書、住民票の写し、戸籍謄本(戸籍の全部事項を写した書類)、戸籍抄本(戸籍の一部事項を写した書類)などが含まれます。これらの書類は、海外で就職、結婚、不動産購入などを行う際に必要となる場合があります。
在米の日本大使館や日本総領事館では、これらの日本語の公的証明書を直接英語に翻訳するサービスは提供していません。大使館・総領事館は、日本の公的機関から発行された証明書を認証(書類の真正性を証明する行為)する役割を担っています。つまり、日本の市区町村役場などで発行された証明書が本物であることを確認し、その証明書に領事認証(大使館・総領事館が証明書の真正性を保証する認証)を行うのです。
英語翻訳が必要な場合は、まず日本の市区町村役場などで必要な日本語の証明書を取得します。その後、日本の公証役場(公正証書を作成する国家資格者である公証人が設置する機関)で、日本語の証明書を英語に翻訳し、翻訳文の正確性を公証してもらう必要があります。最後に、この公証済みの翻訳文を、在米日本大使館・総領事館に持ち込み、領事認証を受けます。
費用は、証明書取得費用、翻訳費用、公証費用、領事認証費用と、それぞれかかります。これらの費用は、書類の種類や翻訳者、公証役場、大使館・総領事館によって異なりますので、事前に各機関に問い合わせて確認する必要があります。
大使館・総領事館が直接翻訳を行うと誤解している方がいますが、それは間違いです。大使館・総領事館の役割は、日本の公的機関が発行した書類の真正性を確認し、認証することです。翻訳は、公証役場などの専門機関に依頼する必要があります。
翻訳会社に依頼する際は、翻訳経験が豊富で、公的書類の翻訳に精通した会社を選ぶことが重要です。また、公証役場を選ぶ際には、事前に電話で確認し、必要な書類や手続き、費用などをしっかり確認しましょう。
複雑な手続きや、特別な種類の証明書が必要な場合は、行政書士や弁護士などの専門家に相談することをお勧めします。専門家は、手続きの進め方や必要な書類について的確なアドバイスをしてくれます。
在米の日本大使館・総領事館では、日本語の公的証明書の英語翻訳は直接行ってくれません。日本語の証明書を日本の公的機関から取得し、日本の公証役場で翻訳・公証、そして大使館・総領事館で領事認証を受ける必要があります。費用は各機関によって異なるため、事前に確認が必要です。複雑な場合は専門家に相談しましょう。
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