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地盤改良でガラ撤去費用300万円!元不動産屋に請求できる?どうすれば?

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【悩み】
家を建てる際には、まず安全な地盤を確保することが非常に重要です。地盤が弱いと、建物の沈下や傾き(不同沈下)を引き起こし、最終的には建物の損壊につながる可能性があります。そこで行われるのが地盤改良工事です。
地盤改良工事には様々な方法がありますが、今回のケースのように地中にガラ(建設残土)が大量に埋まっている場合は、ガラを撤去する必要があります。ガラとは、建物の解体時や建設工事で発生するコンクリート片や廃材などのことです。地中にガラが残っていると、地盤が不安定になり、地盤改良の効果を妨げる可能性があります。
ガラ撤去費用は、撤去するガラの量や種類、撤去方法などによって大きく変動します。今回のケースのように300万円という高額な費用になることも珍しくありません。
まず、今回のケースでは、追加費用300万円について、いくつかの検討事項があります。
1. ハウスメーカーとの請負契約の確認:
請負契約書に、追加費用の発生条件や、地盤改良に関する詳細な記述があるかを確認しましょう。特に、地盤調査の結果によって追加費用が発生する場合の取り決めが重要です。契約書に「地中埋設物(ガラなど)の撤去費用は別途」といった記載があれば、追加費用を請求される可能性は高まります。
2. 地盤調査報告書の確認:
地盤調査報告書に、ガラの存在に関する記述があるかを確認しましょう。もし、地盤調査の段階でガラの存在が確認されていれば、ハウスメーカーもその事実を把握していた可能性があります。その場合、事前に費用について説明がなかったのか、交渉の余地が出てきます。
3. 元の不動産屋への請求の可能性:
12年前に土地付き中古物件を購入したとのことですが、当時の売買契約書を確認し、土地に関する瑕疵(かし:欠陥のこと)についての条項があるか確認しましょう。もし、土地に隠れた瑕疵があり、売主(元の不動産屋)がその瑕疵を知っていた、または知ることができたにも関わらず、買主に告知しなかった場合は、損害賠償請求できる可能性があります(瑕疵担保責任)。ただし、12年という期間が経過しているため、時効(民法上の権利を行使できる期間)の問題も考慮する必要があります。
4. 交渉の余地:
ハウスメーカーとの間で、追加費用の金額や支払い方法について交渉することも可能です。例えば、ガラの撤去範囲を限定したり、他の工事との費用を調整したりすることで、費用を抑えられる可能性があります。専門家(弁護士や建築士)に相談し、適切なアドバイスを受けることも有効です。
今回のケースで関係する可能性のある法律や制度はいくつかあります。
1. 瑕疵担保責任(現:契約不適合責任):
土地に隠れた瑕疵があった場合、売主は買主に対して損害賠償責任を負う可能性があります。ただし、2020年4月1日に民法が改正され、瑕疵担保責任は「契約不適合責任」に変わりました。契約不適合責任では、買主は修補請求や代金減額請求ができるようになり、より柔軟な対応が可能になりました。しかし、12年前の契約であるため、当時の法律が適用される可能性があります。専門家にご相談ください。
2. 請負契約:
ハウスメーカーとの間の請負契約は、工事内容や費用、責任範囲などを定めた重要な契約です。契約内容をしっかりと確認し、疑問点があればハウスメーカーに説明を求めることが重要です。
3. 宅地建物取引業法:
不動産取引においては、宅地建物取引業法が適用されます。不動産会社は、買主に対して重要事項の説明義務があり、土地の状況や瑕疵について説明する必要があります。もし、説明義務が果たされていなかった場合は、損害賠償請求できる可能性があります。
地盤改良やガラ撤去に関する費用については、いくつかの誤解があります。
必ずしもそうではありません。契約内容によっては、追加費用が発生しない場合もあります。契約書をよく確認し、不明な点はハウスメーカーに確認しましょう。
確かに古い土地では、地中に埋設物がある可能性は高まります。しかし、売主やハウスメーカーに責任がある場合もあります。諦めずに、専門家に相談しましょう。
専門家への相談は非常に重要です。弁護士や建築士に相談することで、法的なアドバイスや、適切な対応策を得ることができます。
今回のケースで、具体的にどのような行動をとるべきか、ステップごとに解説します。
まずは、ハウスメーカーとの請負契約書と、土地の売買契約書をよく確認しましょう。追加費用の発生条件や、土地に関する瑕疵についての条項を確認します。
地盤調査報告書を確認し、ガラの存在に関する記述があるかを確認します。もし、ガラの存在が事前に判明していた場合、ハウスメーカーとの交渉材料になります。
契約書や報告書の他に、ハウスメーカーとのやり取りを記録したメールや書面、写真など、証拠となるものを収集します。これらの証拠は、今後の交渉や法的手段に役立ちます。
弁護士や建築士などの専門家に相談し、法的なアドバイスや、適切な対応策を検討します。専門家は、契約内容の解釈や、法的手段の選択について、的確なアドバイスをしてくれます。
専門家のアドバイスを参考に、ハウスメーカーと交渉を行います。追加費用の金額や支払い方法について、話し合いを重ねます。交渉が難航する場合は、調停や訴訟も視野に入れる必要があります。
売買契約書を確認し、土地の瑕疵に関する条項があれば、元不動産屋に損害賠償請求できる可能性があります。ただし、時効などの問題があるため、専門家に相談して、請求の可否を判断しましょう。
今回のケースでは、以下のような場合に専門家への相談を検討しましょう。
契約書の条項が難解で、自分だけでは理解できない場合は、弁護士に相談し、契約内容を詳しく解説してもらいましょう。
ハウスメーカーとの交渉がうまくいかない場合は、弁護士に交渉を依頼することもできます。弁護士は、専門的な知識と経験を活かし、有利な条件での解決を目指します。
訴訟などの法的手段を検討する場合は、弁護士に相談し、手続きを進める必要があります。
土地の瑕疵について、専門的な知識を得たい場合は、建築士や不動産鑑定士に相談することも有効です。
今回のケースでは、以下の点が重要です。
まずは、ハウスメーカーとの請負契約書と、土地の売買契約書をよく確認しましょう。追加費用の発生条件や、土地に関する瑕疵についての条項を確認することが重要です。
契約書や報告書の他に、ハウスメーカーとのやり取りを記録したメールや書面、写真など、証拠となるものを収集しましょう。そして、弁護士や建築士などの専門家に相談し、法的なアドバイスを受け、適切な対応策を検討しましょう。
ハウスメーカーとの間で、追加費用の金額や支払い方法について、粘り強く交渉しましょう。状況によっては、元不動産屋に請求できる可能性もあります。諦めずに、最善の解決策を探求しましょう。
今回の問題は、専門的な知識が必要となる複雑なケースです。一人で悩まず、専門家の力を借りながら、適切な解決策を見つけましょう。
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