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境界線が2cmずれてた!土地購入後のトラブルと適切な対応策

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賠償に応じるべきか迷っています。しこりが残ることを考えると納得できませんが、お金で解決した方が良いのでしょうか?また、賠償金としていくら請求できるのか知りたいです。
土地の境界(境界線)は、隣接する土地を分ける線のことです。 正確な境界の確認は、土地取引において非常に重要です。 通常、境界は登記簿(不動産登記簿:土地に関する権利関係を記録した公的な書類)に記載されている測量図に基づいて決定されます。しかし、古い測量図や、測量時の誤差、認識のずれなどによって、実際の境界と登記簿上の境界が一致しない場合があります。このような場合、隣地所有者との間で境界確定(境界の正確な位置を双方で合意すること)が必要になることがあります。境界確定には、専門の測量士による再測量(改めて測量すること)が一般的です。
質問者様は、購入前に存在していた境界の認識違いによって、実際には登記簿記載の境界と異なる土地を購入することになってしまいました。これは、売主(不動産会社)側の説明不足、あるいは隠蔽(故意に隠すこと)に当たる可能性があります。そのため、解約に応じてもらえないとしても、売主に対して損害賠償(損害を受けた場合に、損害を与えた者に対して請求できるお金)を請求できる可能性が高いです。
このケースには、民法(私人間の権利義務を定めた法律)が関係します。具体的には、売買契約(売主と買主の間で、売買に関する約束を交わす契約)に関する規定や、債務不履行(契約上の義務を果たさないこと)に関する規定が適用されます。また、境界に関する紛争が生じた場合は、隣地所有者との話し合い、あるいは裁判(訴訟)による解決が考えられます。
「一坪にも満たない」という理由で、問題を軽視すべきではありません。たとえ面積が小さくても、境界のずれは法律上の問題であり、所有権(物事を所有する権利)に影響を与える可能性があります。また、賠償金は、境界のずれによって被った損害(工事費用の増加、精神的苦痛など)に基づいて算出されます。面積の大小は、賠償金額の算出において必ずしも決定的な要素ではありません。
まず、不動産会社と冷静に話し合い、境界のずれについて改めて確認しましょう。再測量を行い、正確な境界を確定することが重要です。その上で、工事の遅延や精神的苦痛など、具体的な損害を算出し、賠償金額の交渉に臨みましょう。弁護士(法律の専門家)に相談し、法的根拠に基づいた請求を行うことをお勧めします。例えば、外構工事や基礎工事の一部やり直し費用、測量費用、精神的苦痛に対する慰謝料などを請求できる可能性があります。
不動産トラブルは複雑なケースが多く、専門知識が求められます。特に、交渉が難航したり、裁判になったりする可能性がある場合は、弁護士に相談することが重要です。弁護士は、法的根拠に基づいたアドバイスを行い、交渉や訴訟を支援してくれます。早期に弁護士に相談することで、より有利な解決策を得られる可能性が高まります。
今回のケースは、土地の境界に関する認識違いが原因で発生したトラブルです。面積が小さくても、境界のずれは重大な問題です。不動産会社との交渉、再測量、弁護士への相談などを検討し、冷静かつ適切な対応を心がけましょう。損害賠償請求は、被った損害を具体的に示すことが重要です。専門家の力を借りながら、納得のいく解決を目指しましょう。
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