- Q&A
境界線上の住宅!行政区域の決め方と注意点【土地と建物の所有、税金、住所まで徹底解説】

共有持分についてお困りですか?
おすすめ3社をチェック【悩み】
境目に建つ住宅は、一体どちらの行政区域に属するのでしょうか? 住所はどうなるのでしょうか? 固定資産税(不動産にかかる税金)はどこに納付するのでしょうか? 行政サービスを受ける際に何か不都合はありますか?
私たちの住む場所は、国→都道府県→市区町村といったように、いくつもの行政区域(行政が管轄する地域)に分けられています。 住所は、この行政区域に基づいて決められます。 例えば「東京都千代田区霞が関」という住所は、東京都という都道府県、千代田区という市区町村を意味します。 行政区域によって、住民税や固定資産税といった税金の納付先や、受けられる行政サービスが異なります。
都道府県や市区町村の境目に住宅がある場合、その住宅がどちらの行政区域に属するかは、建物の「中心点」の位置によって決定されます。 建物の平面図の中心を考え、その点がどの行政区域に属するのかで判断するのです。 これは、国土地理院の地図データなどを用いて正確に判断されます。
土地の境界を明確にするための「地籍調査」(土地の所有関係や境界を調査し、地図に記録する作業)が関係します。 地籍調査によって作成された地図は、行政区域の境界線、そして建物の位置を正確に示す重要な資料となります。 この地図に基づいて、建物の中心点がどの行政区域に属するかが決定されます。
建物の延床面積(建物の床面積の合計)や形状は、行政区域の決定には直接関係ありません。 たとえ建物の大部分がA市区町村側にあっても、中心点がB市区町村にあれば、その建物はB市区町村に属することになります。
土地や建物の購入を検討する際には、不動産会社に建物の正確な位置(中心点)と属する行政区域を明確に確認することが重要です。 国土地理院の地図や地籍図(土地の境界を示した図面)を確認することで、より正確な情報を得ることができます。 また、市区町村役場にも直接問い合わせて確認するのも良い方法です。
土地の境界線が不明確であったり、境界線に関するトラブルが発生している場合は、測量士(土地の面積や境界を測量する専門家)や弁護士に相談することが必要です。 境界確定に問題があると、行政区域の決定だけでなく、土地の所有権や税金の問題にも発展する可能性があります。
境目に建つ住宅の行政区域は、建物の「中心点」の位置で決まります。 不動産会社への確認、国土地理院の地図の精査、必要に応じて専門家への相談など、購入前にしっかりと確認し、トラブルを未然に防ぎましょう。 住所や税金、行政サービスの利用など、日常生活に大きく関わってくる問題ですので、慎重な対応が求められます。
共有持分についてお困りですか?
おすすめ3社をチェック