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墓の処分とローンの問題:父が購入した墓をどうにかしたい!

質問の概要

【背景】

  • 父親が、長男であるにも関わらず、自宅近くの公園墓地に墓石と墓をローンで購入。
  • 横浜にある先祖代々の墓は次男に任せるという考え。
  • 相談なく、質問者の嫁ぎ先の名前を墓に刻んでしまった。
  • 質問者は最近離婚。
  • 両親は年金生活でローンの支払いで困窮している。
  • 墓の管理者は対応を拒否、墓石屋は返却不可としている。
  • 墓のローンは月6万円で、来年10月に支払い終了予定。

【悩み】

  • 離婚後の再婚を考えると、前夫の姓が入った墓に入ることに抵抗がある。
  • 両親の経済状況を考えると、墓のローンを早く終わらせたい。
  • 墓を処分したいが、方法がわからない。
  • ローンを払い終えるまで、何もできないのか疑問。
  • 墓を返却する場合、さら地にする費用も心配。
  • 支払ってきたローンのお金はどうなるのか知りたい。
墓の処分は難しいですが、管理者に相談し、専門家にも相談を。 ローンが終わる前に、墓じまいも検討できます。

回答と解説

テーマの基礎知識:お墓と墓地の種類について

お墓の問題について考える前に、まずはお墓と墓地について基本的な知識を整理しましょう。

お墓には、大きく分けて「お墓」と「納骨堂」、そして「樹木葬」などの種類があります。今回のケースで問題になっているのは、一般的な「お墓」です。お墓は、墓石の下に遺骨を納める場所で、多くの場合、墓地と呼ばれる場所に建てられます。

墓地には、大きく分けて「公営墓地」、「民営墓地」、「寺院墓地」があります。

  • 公営墓地: 地方公共団体(都道府県や市区町村)が運営する墓地です。比較的費用が安く、永代使用料(土地を借りるための費用)も安価な傾向があります。しかし、申し込みには居住地の制限がある場合や、抽選になる場合もあります。
  • 民営墓地: 宗教法人や民間企業が運営する墓地です。設備が整っている場合が多く、生前予約ができるなど、自由度が高いのが特徴です。その分、永代使用料や管理費は高めになる傾向があります。
  • 寺院墓地: 寺院が管理する墓地です。そのお寺の檀家になることが条件となる場合があります。供養や法要を定期的に行ってもらえるというメリットがあります。

今回のケースでは、公園墓地という言葉が出てきますが、これは民営墓地の一種であることが多いです。

今回のケースへの直接的な回答:墓の処分は可能?

お父様が購入されたお墓を処分したいというご希望ですが、結論から言うと、すぐに完全に処分できるかどうかは、いくつかのハードルがあります。

まず、墓地の使用権(土地を借りる権利)を持っているのは、通常はお父様です。墓を処分するには、墓地の管理者(今回の場合は公園墓地の管理者)との間で、使用権をどうするか、話し合う必要があります。墓地の契約内容によっては、ローンが終わっていなくても、墓じまい(お墓を撤去し、遺骨を取り出すこと)ができる場合があります。

しかし、墓石の撤去や、墓地を「さら地」に戻す費用がかかる可能性があります。この費用は、墓地の広さや、墓石の種類によって大きく異なります。また、ローンが残っている場合は、ローンの残債をどうするのか、という問題も出てきます。

今回のケースでは、墓石屋が返却できないと言っているとのことですが、これは墓石の販売契約と、墓地の使用契約が別であるためです。墓石はあくまでも物であり、墓地の使用権とは別の問題です。

まずは、墓地の管理者に連絡を取り、墓じまいに関する相談をすることが最初のステップです。その際に、ローンの支払い状況や、将来的な墓の使用について、詳しく説明し、どのように進めるのが良いか相談しましょう。

関係する法律や制度:墓地、埋葬等に関する法律

お墓に関わる法律として、最も重要なものが「墓地、埋葬等に関する法律」(墓埋法)です。この法律は、墓地の経営や、遺骨の埋葬方法などについて定めています。

墓埋法では、墓地の経営は、都道府県知事または市長の許可が必要とされています。また、墓地以外の場所に遺骨を埋葬することは原則として禁止されています。墓じまいを行う際には、この法律に基づいて、市区町村の役所に「改葬許可」を申請する必要があります。

今回のケースで重要となるのは、墓地の使用権に関する契約内容です。契約書をよく確認し、どのような場合に墓じまいができるのか、費用はどうなるのか、などを把握しておく必要があります。

また、ローンに関しても、契約内容を確認し、早期に解約できるのか、解約料はいくらかかるのかなどを確認しましょう。

誤解されがちなポイントの整理:ローンが終わらないと何もできない?

多くの方が誤解しがちな点として、「ローンの支払いが終わらないと、墓じまいできない」ということがあります。実際には、ローンの支払い中でも、墓じまいができる可能性はあります。

ただし、墓じまいをするためには、墓地の管理者の承諾が必要であり、ローンの残債がある場合は、その処理方法についても合意する必要があります。例えば、ローンの残債を一括で支払う必要があるかもしれませんし、墓地の使用権を放棄することで、ローンの支払いを免除してもらえる可能性もあります。

重要なのは、墓地の管理者と、ローンの契約先(通常は信販会社)に、それぞれ相談し、具体的な手続きについて確認することです。

また、墓石に彫られた戒名や、名前についてですが、これは墓じまいの際に、どのように処理するかを決めることができます。戒名や名前をそのまま残しておくこともできますし、墓石から削り取ることもできます。削り取る場合は、専門業者に依頼する必要があります。

実務的なアドバイスや具体例の紹介:墓じまいの流れと注意点

実際に墓じまいを進める場合の手順と、注意点について説明します。

  1. 墓地の管理者への相談: まずは、墓地の管理者に連絡を取り、墓じまいの意思を伝えます。墓地の使用契約の内容を確認し、墓じまいの手続きや費用について説明を受けます。
  2. 親族への相談: 墓じまいは、親族にとっても重要な問題です。事前に、親族とよく話し合い、理解と協力を得るようにしましょう。
  3. 改葬先の決定: 遺骨の行き先を決めます。永代供養墓、納骨堂、散骨など、様々な選択肢があります。
  4. 石材店の手配: 墓石の撤去や、遺骨の取り出しは、専門業者である石材店に依頼します。複数の石材店から見積もりを取り、費用やサービス内容を比較検討しましょう。
  5. 役所での手続き: 墓じまいをするには、市区町村の役所に「改葬許可」を申請する必要があります。改葬許可証の発行には、埋葬証明書や、受入証明書など、いくつかの書類が必要になります。
  6. お墓の撤去と、遺骨の移動: 石材店が、お墓の撤去作業を行います。遺骨を取り出し、新しい納骨先へ移動させます。

注意点としては、

  • 費用: 墓じまいには、様々な費用がかかります。墓石の撤去費用、遺骨の取り出し費用、改葬先の費用、役所での手続き費用など、事前にしっかりと見積もりを取り、予算を立てておく必要があります。
  • 親族との合意: 墓じまいは、親族間のトラブルの原因になることもあります。事前に、親族とよく話し合い、全員が納得した上で進めるようにしましょう。
  • 契約内容の確認: 墓地の使用契約書や、ローンの契約書の内容をよく確認し、不明な点は、専門家に相談しましょう。

専門家に相談すべき場合とその理由:弁護士や行政書士への相談

今回のケースでは、専門家への相談を検討することをお勧めします。

特に、以下のような場合には、専門家のサポートが必要となることがあります。

  • 墓地の管理者との交渉がうまくいかない場合: 墓地の管理者との間で、意見の対立がある場合や、交渉が難航している場合は、弁護士に相談することで、スムーズに解決できる可能性があります。
  • ローンの問題: ローンの残債がある場合や、ローンの解約に関する問題がある場合は、弁護士や、場合によっては行政書士に相談することで、適切なアドバイスを受けることができます。
  • 相続の問題: お墓は、相続の問題とも密接に関わっています。将来的に、相続が発生した場合に、トラブルを避けるためにも、専門家に相談しておくことをお勧めします。

弁護士は、法律の専門家として、法的な観点からアドバイスをしてくれます。行政書士は、書類作成や手続きの代行を専門としています。

専門家を探すには、インターネット検索や、知人からの紹介などが考えられます。複数の専門家に相談し、自分に合った専門家を選ぶようにしましょう。

まとめ:今回の重要ポイントのおさらい

今回のケースでは、お父様が購入したお墓を、何らかの事情で処分したいという状況でした。解決のためには、以下の点が重要になります。

  • 墓地の管理者との相談: まずは、墓地の管理者と連絡を取り、墓じまいに関する相談をしましょう。
  • 契約内容の確認: 墓地の使用契約書や、ローンの契約内容をよく確認しましょう。
  • 専門家への相談: 必要に応じて、弁護士や行政書士などの専門家に相談しましょう。
  • 親族との合意: 墓じまいは、親族にとっても重要な問題です。事前に、親族とよく話し合い、理解と協力を得るようにしましょう。

お墓の問題は、感情的な側面も大きく、複雑になりがちです。しかし、適切な手順を踏み、専門家のサポートを得ることで、解決できる道は必ずあります。焦らず、一つずつ問題を解決していくようにしましょう。

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