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夫の裏切り…離婚したいけど、どうすれば? 証拠と手続き、専門家への相談

質問の概要:

【背景】

  • 20年間単身赴任だった夫が、入院中に口座のお金を無断で使用。
  • 自宅ローン未払い、裁判所からの通知を隠蔽。
  • 入院費用、子供手当、学費、習い事など、様々な支払いを滞納。
  • 夫は離婚を承諾するも、協議に応じず、生活費も一方的に決定。
  • 経済的な困窮と病気を抱えながら、フルタイムで働く状況。

【悩み】

  • 離婚を成立させ、生活費の支払いと子供手当の確約を得たい。
  • 夫との話し合いに応じてもらえず、連絡も取れない。
  • 弁護士費用がなく、法テラスの弁護士との相性も合わなかった。

夫との離婚成立と、生活基盤の立て直しに向けて、まずは証拠収集と専門家への相談を検討しましょう。状況によっては、弁護士費用を抑える方法もあります。

離婚問題の基礎知識:離婚とは何か?

離婚とは、婚姻関係を解消する法的な手続きのことです。日本では、離婚には大きく分けて3つの方法があります。

  • 協議離婚: 夫婦間の合意に基づいて離婚する最も一般的な方法です。
  • 調停離婚: 夫婦間の話し合いがまとまらない場合に、家庭裁判所の調停委員を交えて話し合いを進める方法です。
  • 裁判離婚: 調停でも合意に至らない場合に、裁判官が離婚の可否を判断する方法です。離婚原因(不貞行為、悪意の遺棄など)が必要となります。

今回のケースでは、夫が離婚には合意しているものの、協議に応じない状況とのことですので、調停離婚や裁判離婚も視野に入れる必要があります。

今回のケースへの直接的な回答

今回の状況を踏まえると、まずは以下のステップで進めるのが良いでしょう。

  • 証拠の収集: 夫の不正行為(財産の無断使用、ローンの未払い、子供手当の不正利用など)を証明できる証拠を集めます。具体的には、銀行の取引履歴、ローンの督促状、子供の学校からの通知などが考えられます。
  • 離婚協議書の作成: 離婚条件(財産分与、慰謝料、養育費、面会交流など)を具体的に記載した離婚協議書を作成し、夫に送付します。内容証明郵便で送ることで、夫が受け取ったという証拠を残すことができます。
  • 弁護士への相談: 経済的な事情で弁護士費用が難しい場合は、法テラスや自治体の法律相談などを利用することも検討しましょう。また、着手金無料の弁護士事務所や、分割払いに対応している事務所もあります。
  • 調停の申し立て: 離婚協議がまとまらない場合は、家庭裁判所に離婚調停を申し立てます。調停では、調停委員が間に入って話し合いをサポートしてくれます。

離婚に関わる法律や制度

離婚には、様々な法律や制度が関係します。

  • 民法: 離婚、親権、養育費、財産分与など、離婚に関する基本的なルールを定めています。
  • 配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律(DV防止法): 配偶者からの暴力(身体的暴力、精神的暴力、経済的暴力など)から被害者を保護するための法律です。
  • 児童扶養手当: ひとり親家庭の生活を支援するための制度です。離婚後、一定の条件を満たせば、児童扶養手当を受給できます。
  • 生活保護: 経済的に困窮している場合に、最低限度の生活を保障するための制度です。

今回のケースでは、夫の経済的な問題に加え、精神的な苦痛も大きいと思われます。DVの可能性も考慮し、必要に応じて、専門機関への相談も検討しましょう。

誤解されがちなポイントの整理

離婚に関する誤解として、以下のようなものがあります。

  • 離婚は必ずしも弁護士が必要ではない: 協議離婚であれば、必ずしも弁護士に依頼する必要はありません。ただし、財産分与や慰謝料などで争いがある場合は、弁護士に相談した方が有利に進められる可能性があります。
  • 離婚したらすぐに生活保護を受けられるわけではない: 生活保護を受けるためには、様々な条件を満たす必要があります。まずは、ハローワークなどで就職活動を行うことが求められます。
  • 離婚協議書は必ず公証役場で認証を受ける必要があるわけではない: 離婚協議書は、当事者間で合意すれば有効です。ただし、公正証書にしておくと、万が一、相手が約束を守らない場合に、裁判を起こすことなく強制執行ができるというメリットがあります。

実務的なアドバイスと具体例

具体的な行動として、以下のようなことが考えられます。

  • 証拠の収集方法: 夫の口座からお金が引き出された記録は、銀行の取引履歴で確認できます。ローンの未払いは、住宅ローンの契約書や督促状で確認できます。子供手当の不正利用は、役所からの通知や通帳の記録などで確認できます。
  • 離婚協議書の作成: 離婚協議書には、離婚の合意、親権者の決定、養育費の金額と支払い方法、面会交流の頻度、財産分与の方法、慰謝料の金額などが記載されます。インターネット上には、離婚協議書の雛形が多数公開されています。
  • 弁護士への相談: 弁護士に相談する際は、これまでの経緯を詳しく説明し、証拠となる資料を提示しましょう。弁護士は、あなたの状況に合わせて、最適な解決策を提案してくれます。
  • 調停の準備: 調停に臨む際は、事前に、離婚したい理由、離婚条件、相手への要望などを整理しておきましょう。調停委員は、あなたの話を丁寧に聞き、相手との間を取り持ってくれます。

例えば、夫が生活費を支払わない場合、離婚協議書に「〇〇日までに〇〇円を支払う」という条項を盛り込み、万が一支払われなかった場合は、強制執行ができるように公正証書にしておくことも有効です。

専門家に相談すべき場合とその理由

以下のような場合は、専門家(弁護士)に相談することをお勧めします。

  • 夫との交渉がうまくいかない場合: 夫が話し合いに応じない、または、一方的に不利な条件を提示してくる場合は、弁護士に依頼して、交渉を代行してもらうのが有効です。
  • 財産分与や慰謝料で争いがある場合: 財産分与や慰謝料の金額は、法律や過去の判例に基づいて決定されます。弁護士に相談することで、適正な金額を請求することができます。
  • DVを受けている場合: DVを受けている場合は、弁護士に相談するとともに、警察や配偶者暴力相談支援センターなどの専門機関にも相談しましょう。
  • 離婚後の生活に不安がある場合: 離婚後の生活設計や、各種制度の利用について、弁護士やファイナンシャルプランナーに相談することができます。

今回のケースでは、夫の経済的な問題に加え、連絡が取れないという状況ですので、弁護士に相談して、状況を打開するためのアドバイスを受けるのが良いでしょう。

まとめ:今回の重要ポイントのおさらい

今回のケースでは、以下の点が重要です。

  • 証拠の収集: 夫の不正行為を証明できる証拠を集めましょう。
  • 離婚協議書の作成: 離婚条件を明確にした離婚協議書を作成しましょう。
  • 専門家への相談: 弁護士や専門機関に相談し、適切なアドバイスを受けましょう。
  • 経済的な支援の活用: 法テラスや自治体の法律相談、児童扶養手当などの制度を活用しましょう。
  • 心身のケア: 離婚は心身ともに負担の大きいものです。一人で抱え込まず、周囲の人や専門機関に相談し、心身の健康を保ちましょう。

離婚は大変な決断ですが、必ず解決策は見つかります。焦らず、一つ一つ問題を解決していきましょう。

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