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夫婦で住宅ローン申請!合算収入のメリット・デメリット徹底解説

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妻の収入を合算してローンを申請することのメリットとデメリットが分からず、悩んでいます。どちらが良いのか判断できません。
住宅ローン(住宅金融支援機構などから借り入れる長期の融資)の審査では、返済能力が最も重要です。返済能力は、主に収入と借入額のバランスで判断されます。収入が多いほど、より多くの金額を借り入れできます。 審査では、あなたの年収だけでなく、配偶者の年収も考慮されます。 これは、世帯全体の返済能力を評価するためです。 単独での審査通過は、あなたの返済能力が認められたことを意味しますが、配偶者の収入を加えることで、より高額な住宅を購入できる可能性が出てきます。
質問者様の場合、単独での審査通過は既にクリアしています。妻の収入を合算することで、より高額な住宅を購入できる可能性があります。しかし、同時に返済能力の審査基準も厳しくなります。 合算することで、より多くの借り入れが可能になる一方で、返済比率(返済額が年収に占める割合)が高くなり、審査が通らない可能性も考慮する必要があります。
住宅ローンの審査に直接的に関係する法律はありませんが、金融機関は、貸金業法(貸金業者の業務を規制する法律)や、個々の金融機関が定める内部規定に基づいて審査を行います。これらの規定は、健全な融資を行うためのものです。 また、近年は、金融庁による金融システムの安定化に向けた監督強化も進められています。
「収入が多い=必ず審査に通る」とは限りません。 高収入でも、他の借入金が多かったり、信用情報に問題があったりすれば、審査に通らない可能性があります。 また、合算することで借りられる金額が増えるからといって、無理な借り入れをしてはいけません。 返済計画をしっかり立て、無理のない範囲で借り入れすることが重要です。
例えば、年収500万円の質問者様と年収300万円の配偶者様の世帯年収は800万円になります。単独申請では、年収500万円に基づいて審査が行われますが、合算申請では800万円に基づいて審査が行われます。 借り入れ可能額は、単独申請より合算申請の方が高くなる可能性が高いです。しかし、800万円の世帯年収でも、他の借入金が多ければ、審査に通らない可能性があります。 金融機関の担当者とよく相談し、無理のない返済計画を立てることが重要です。
住宅ローンの審査は複雑で、専門知識が必要です。 ご自身の状況を正確に判断し、最適な選択をするためには、ファイナンシャルプランナー(FP)などの専門家に相談することをお勧めします。 特に、複数の借入金がある場合や、複雑な資産状況の場合には、専門家のアドバイスが非常に役立ちます。
妻の収入を合算して住宅ローンを申請するかどうかは、メリットとデメリットを比較検討し、ご自身の状況に合わせて判断する必要があります。 単独申請では借りられない金額を借りられる可能性がある一方で、審査が厳しくなる可能性もあります。 無理のない返済計画を立て、必要に応じて専門家のアドバイスを受けることが重要です。 金融機関の担当者と十分に話し合い、納得のいく選択をしてください。
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