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姉との共有名義土地売却:みなし贈与と適正価格の落とし穴!1800万円の持ち分を安全に売却するには?

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姉に土地を売却する場合、1,000万円程度の価格で売却したら、みなし贈与に該当してしまうのかどうか不安です。安全に売却するにはどうすれば良いのか知りたいです。
*1 みなし贈与:実際には贈与(無償で財産を譲渡すること)ではないものの、税法上贈与とみなされる取引のこと。
土地を複数人で所有する状態を「共有名義」と言います。 今回のケースでは、質問者さんと姉さんが共有者です。 一方、みなし贈与とは、売買の形をとっていますが、実際には対価が著しく低い場合、税務署が贈与とみなす制度です。 贈与税は、贈与された財産の価額に応じて課税されます(*2)。 みなし贈与を避けるには、適正な価格で売買する必要があります。
*2 贈与税:無償で財産を受け取った際に課税される税金。
1,000万円という価格は、課税明細書上の価格(2,300万円)や質問者さんの持ち分(1,800万円)を大幅に下回っています。 共有名義の土地は、市場で容易に売買できないため、通常の相場より低い価格で取引されるケースが多いです。しかし、それでも1,000万円は、市場価格を大きく下回る可能性が高く、みなし贈与と判断されるリスクがあります。
このケースでは、主に相続税法(*3)と贈与税法(*4)が関係します。 みなし贈与の判断基準は明確に定められていませんが、売買価格が時価(*5)を著しく下回る場合、贈与とみなされる可能性があります。
*3 相続税法:相続によって財産を取得した際に課税される税金。
*4 贈与税法:贈与によって財産を受け取った際に課税される税金。
*5 時価:一般的に取引されている価格。
「市場で売れないから安い価格で良い」という考えは危険です。 税務署は、市場価格だけでなく、土地の評価額(*6)、周辺の取引事例などを総合的に判断します。 単に「売れないから安い」という理由では、みなし贈与を免れることはできません。
*6 評価額:不動産鑑定士などが算出する土地の価値。
姉さんと話し合う前に、まず不動産鑑定士に依頼して土地の適正価格を評価してもらいましょう。 鑑定書(*7)があれば、税務署への説明材料となります。 姉さんとの交渉では、鑑定書を根拠に、適正価格での売買を提案しましょう。 交渉が難航する場合は、弁護士に相談することも検討してください。
*7 鑑定書:不動産鑑定士が土地の価値を評価した書面。
姉さんとの交渉が難航したり、みなし贈与のリスクを完全に排除したい場合は、税理士や弁護士に相談することをお勧めします。 専門家は、税法に関する知識が豊富で、適切なアドバイスをしてくれます。 特に、複雑な税務問題に巻き込まれたくない場合は、専門家の力を借りることが重要です。
姉に土地を売却する際には、みなし贈与にならないよう、適正価格をしっかりと把握することが重要です。 不動産鑑定士による評価を基に、姉さんと交渉し、税理士や弁護士などの専門家のアドバイスも活用することで、安全に売却を進めることができます。 安易な価格設定は、後々大きな税金問題につながる可能性があるため、十分に注意しましょう。
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