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定期建物賃貸契約の更新トラブル!再契約料・更新料の請求は正当?敷金精算はどうなる?

【背景】
* 昨年5月、定期建物賃貸契約のマンションの契約期間が満了しました。
* 賃貸契約書には、契約満了後は更新しない旨、退去しなければならない旨が記載されていました。
* しかし、不動産会社から退去通知がなく、そのまま住み続けていました。
* 6月、不動産会社から2年間の契約更新書類が送られてきて、署名・返送しました。
* 12月末、大家さんから契約更新書類の提出確認の電話がありました。
* その後、不動産会社から再契約料と更新料合わせて家賃2ヶ月分の支払いを求められました。
* 契約書には再契約料に関する記述が曖昧で、「イ)再契約料として一ヶ月分を支払うものとする。ロ)再契約料なし」と両方記載されています。

【悩み】
不動産会社から請求された再契約料・更新料の支払いが妥当なのかどうか分かりません。また、敷金精算についても不安です。来月末に引っ越しを予定しているので、どうすれば良いのか困っています。

再契約料の請求は不当な可能性が高いです。敷金精算は状況次第です。

定期建物賃貸契約と更新について

定期建物賃貸借契約(以下、定期借家契約)とは、契約期間をあらかじめ定めて、その期間満了とともに契約が終了する賃貸借契約です。一般的な賃貸借契約(普通賃貸借契約)とは異なり、契約期間終了後、自動的に更新されることはありません。そのため、契約期間満了前に更新を希望する場合は、家主(大家さん)と新たに賃貸借契約を締結する必要があります。

今回のケースへの回答

質問者さんのケースでは、契約期間満了後も住み続け、その後不動産会社から更新の提案があり、契約を更新したと解釈できます。しかし、不動産会社からの対応は不適切です。

まず、契約期間満了後に退去通知がなかった点、更新の意思表示が曖昧だった点、再契約料の請求に関する説明が不十分だった点などが問題です。特に、契約書に「再契約料として一ヶ月分を支払うものとする。ロ)再契約料なし」と両方記載されているのは、契約内容が曖昧で、不動産会社側に不利益な解釈を押し付ける余地を与えてしまっています。

関係する法律:民法

このケースは民法(賃貸借に関する規定)が適用されます。民法では、賃貸借契約の更新について明確な規定はありませんが、契約期間満了後の継続的な居住と家主の黙認があれば、事実上の更新とみなされる可能性があります。しかし、今回のケースでは、更新に関する合意が明確に確認できないため、再契約料の請求は不当である可能性が高いと言えます。

誤解されがちなポイント:黙示の更新

普通賃貸借契約では、契約期間満了後も賃借人が引き続き賃料を支払い、家主がこれを黙認した場合、契約が黙示的に更新されると解釈される場合があります。しかし、定期借家契約では、この「黙示の更新」は原則として認められません。

実務的なアドバイス:証拠を収集し、冷静に対応

まずは、契約書、メール、電話の記録など、全ての証拠を保管しましょう。そして、不動産会社に再契約料の請求根拠を明確に説明するよう求め、書面で回答を求めましょう。もし、納得できない場合は、弁護士や司法書士に相談することをお勧めします。

専門家に相談すべき場合

* 不動産会社との交渉が難航した場合
* 契約内容の解釈に疑問がある場合
* 再契約料の支払いを求められた場合
* 敷金精算についてトラブルが発生した場合

これらの場合、専門家の助言を得ることで、自身の権利を適切に保護することができます。

まとめ:冷静な対応と証拠の確保が重要

今回のケースは、不動産会社側の対応に問題があった可能性が高いです。契約書の内容を改めて確認し、証拠をしっかりと確保した上で、冷静に不動産会社と交渉を進めることが重要です。必要に応じて、弁護士や司法書士に相談し、適切な解決策を見つけましょう。敷金精算についても、契約内容や状況に応じて対応が変わるため、専門家への相談がおすすめです。

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