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実家の土地・建物が根抵当権!行方不明の知り合いと、差し押さえの不安…どうすればいい?

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実家の土地と建物の根抵当権から、どのようにして担保を解除(抜く)ことができるのか知りたいです。差し押さえを回避する方法があれば教えてください。
根抵当権(こんていとうけん)とは、不動産を担保に複数の借金をまとめて担保できる制度です。 複数の債権者(お金を貸した人)が、一つの不動産を担保に借金を取り立てることができます。 これは、債権者にとって、担保となる不動産を一つにまとめられるので便利ですし、債務者(お金を借りた人)にとっても、複数の不動産を用意する必要がないというメリットがあります。 ただし、債務者が借金を返済できなくなった場合、複数の債権者がその不動産を差し押さえる可能性があるというリスクも伴います。
質問者様の母は、知り合いの方の借金の担保として、実家の土地と建物を提供しました。 登記簿に「共同担保 順位3番」と記載されているということは、その不動産には質問者様の母以外の債権者もおり、質問者様の母の債権は3番目という意味です。 つまり、他の債権者の借金が返済されない限り、質問者様の母の債権は回収できません。 さらに、知り合いの方が行方不明であるため、借金の返済が滞っている可能性が高く、差し押さえのリスクも高まっていると考えられます。
このケースには、民法(特に担保に関する規定)と不動産登記法が関係します。 民法は根抵当権の成立要件や効力、債務不履行時の対応などを規定しています。 不動産登記法は、不動産に関する権利関係を登記簿に記録することで、権利の明確化と保護を図る法律です。 根抵当権の設定や抹消は、不動産登記法に基づき、登記手続きを行う必要があります。
根抵当権は、順位によって優先順位が決まります。 順位が低い債権者は、順位の高い債権者の借金が返済されるまで、自分の債権を回収できません。 今回のケースでは、3番目なので、1番目と2番目の債権者の借金が返済されない限り、実家が差し押さえられる可能性があります。 また、根抵当権は、債務者(この場合は知り合いの方)だけでなく、土地の所有者(質問者様の母)にも責任が及ぶ可能性があります。
まず、知り合いの方の奥様・息子さんと連絡を取り、状況を把握する必要があります。 その後、弁護士などの専門家に相談し、根抵当権の抹消手続きを進めることが重要です。 抹消手続きには、債権者との交渉、債務の弁済、登記手続きなどが必要となります。 専門家のアドバイスに従い、適切な手続きを進めることで、差し押さえのリスクを軽減できる可能性があります。
このケースは、法律的な知識と手続きの複雑さから、専門家の助けが必要不可欠です。 弁護士や司法書士は、根抵当権の抹消手続きに関する専門的な知識と経験を持っており、適切なアドバイスとサポートを提供できます。 自己判断で手続きを進めると、かえって状況が悪化したり、不利益を被る可能性があるため、必ず専門家に相談しましょう。
実家の土地・建物に設定された根抵当権は、行方不明の債務者と複数の債権者の存在により、差し押さえのリスクが高まっています。 順位が3番目であっても、上位の債権者の借金が返済されない限り、安全ではありません。 専門家である弁護士や司法書士に相談し、状況を正確に把握し、適切な手続きを進めることが、差し押さえを回避し、問題解決への最善策です。 早めの行動が重要です。
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