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店舗物件契約トラブル!不動産業者への損害賠償請求は可能?仲介手数料返金は?

【背景】
* 開業のため、不動産業者から更地からの新築物件を紹介されました。
* 大家さんは飲食店を誘致希望で、建物は大家さん負担、店舗造作は私負担(スケルトン渡し)の条件でした。
* 不動産業者が大家さんとの交渉を全て代行しました。
* 建物完成間近で、引き渡し状況が不動産業者の説明と大きく異なりました。(コンクリートの内壁、床、舗装工事まで私負担と指示)
* 不動産業者は当初、これらは全て大家さん負担と説明していました。
* 融資や予算計画は不動産業者の説明に基づいて立てていました。
* 不動産業者の説明の曖昧さと誤解により、多額な追加費用負担を強いられる事態に陥っています。
* 大家さんとは直接交渉しておらず、全て不動産業者を介していました。
* 仲介手数料は既に支払済みです。

【悩み】
不動産業者に損害賠償請求、もしくは工事費用負担を依頼することは可能でしょうか?また、仲介手数料の返金も可能でしょうか?

不動産業者に損害賠償請求の可能性あり。仲介手数料返金も検討可能。

テーマの基礎知識:不動産仲介契約と重要事項説明

不動産取引において、不動産会社は仲介業者として、売主と買主(このケースでは大家さんとテナント)の間に入り、契約成立を支援します。 この仲介業務には、物件情報の提供、条件交渉のサポート、契約書の作成・締結などが含まれます。(民法652条以下)。仲介業者は、売主・買主双方に対して、物件に関する正確な情報を提供する義務(重要事項説明義務)を負っています。 この義務を怠ったり、虚偽の説明を行った場合、損害賠償責任を負う可能性があります。 特に、重要な事項である「引き渡し条件」について、誤った説明があった場合は、重大な契約違反とみなされる可能性が高いです。

今回のケースへの直接的な回答:損害賠償請求の可能性

質問者様は、不動産業者から不正確な情報提供を受け、多額の追加費用負担を強いられています。これは、不動産業者の重要事項説明義務違反にあたる可能性があります。 そのため、不動産業者に対して損害賠償請求を行うことが可能です。請求できる損害額は、追加工事費用、融資計画変更による損失、精神的苦痛など、実際に被った損害の範囲となります。

関係する法律や制度:民法、宅地建物取引業法

このケースでは、民法(特に不法行為に関する規定)と宅地建物取引業法が関係します。民法は、不正確な情報提供による損害賠償責任を規定しており、宅地建物取引業法は、不動産業者に重要事項説明義務を課し、その違反に対する罰則を定めています。

誤解されがちなポイント:口頭での説明の証拠

口頭での説明は証拠として弱いと言われますが、何度も同じ説明を受けていたこと、メールやメモなどで記録があれば、証拠として有効になります。 曖昧な説明を繰り返していたという事実を証明できれば、不動産業者の責任を問う上で有利になります。

実務的なアドバイス:証拠の収集と専門家への相談

まずは、不動産業者とのやり取り(メール、契約書、メモなど)を全て集め、証拠として保存しましょう。 また、専門家(弁護士)に相談し、損害賠償請求の手続きや、請求できる損害額についてアドバイスを受けることをお勧めします。専門家のアドバイスに基づき、内容証明郵便で請求を行うことが効果的です。

専門家に相談すべき場合とその理由:複雑な法的問題

損害賠償請求は、法律的な知識と手続きが必要なため、専門家(弁護士)に相談することが重要です。 特に、証拠の収集・整理、請求額の算定、交渉・訴訟手続きなど、専門的な知識と経験が必要です。 一人で抱え込まず、早めに専門家の力を借りることが、有利な解決につながります。

まとめ:重要事項説明の徹底と証拠の確保が重要

今回のケースは、不動産業者による重要事項説明の不備が招いたトラブルです。 不動産取引では、契約前に重要事項をしっかりと確認し、口頭での説明だけでなく、書面による確認も徹底することが大切です。 また、トラブル発生時には、証拠をしっかり確保し、専門家への相談を検討しましょう。 特に、大家さんとの直接的な交渉がない状況では、不動産業者とのやり取りが全てを左右します。 曖昧な説明を受けたら、すぐに確認し、記録を残すことを心がけてください。

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