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戸籍の枝番付与と転籍届:勝手に変更される?訂正方法は?

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* 職員が勝手に戸籍の枝番(7番地1)を付けるのは正しいのでしょうか?
* もし6番地に訂正したい場合、すでに作成された「7番地1」の戸籍はどうなりますか?
* 私の希望する住所(7番地)で転籍できないのはなぜでしょうか?
戸籍は、個人の出生、婚姻、死亡などの重要な情報を記録する公的な書類です。住所は、地番(じばん)という番号で管理されています。地番とは、土地を区画するために付けられた番号で、地図上に表示されています。 もし、同じ番地に複数の家が建っている場合、区別するために枝番(しばん)が付けられます。例えば、「7番地1」、「7番地2」のように、元の番地に数字を付加することで区別します。 これは、土地の区画整理や建物の増築などによって発生します。
質問者様は○○市○○町7番地への転籍を申請されましたが、職員が7番地が存在しないと判断し「7番地1」と勝手に枝番を付与しようとしています。これは、職員の判断ミスや情報不足の可能性があります。 実際には、7番地が存在するのに、職員が最新の地図や地番情報を把握していない可能性があります。 あるいは、7番地が既に別の世帯に割り当てられている、といった可能性も考えられます。
戸籍法(戸籍に関する法律)に基づき、戸籍は法務局(もしくは市区町村役場)で管理されています。 戸籍の記載事項に変更がある場合(転籍など)、申請に基づいて変更手続きが行われます。 職員は、法令に従って正確な情報を基に戸籍を作成する義務があります。 職員の判断が法令に反する場合は、訂正を求めることができます。
「7番地が存在しない」という職員の言葉は、必ずしも事実とは限りません。 地番の管理は自治体によって異なり、最新の地図情報と職員の知識にずれが生じている可能性があります。 また、地番の確認方法も職員によって異なるため、正確な情報に基づいて判断されていない可能性も考えられます。
まず、○○市○○町7番地の存在を確認する必要があります。 市町村役場の土地課などに問い合わせ、地番図を確認してもらうのが良いでしょう。 もし7番地が存在するならば、その旨を職員に伝え、転籍届の訂正を依頼しましょう。 7番地が存在しない場合は、職員に正しい地番を聞き、改めて転籍届を提出する必要があります。 この際、地番図などの資料を提示するとスムーズに進みます。
もし、職員との間で意見が食い違ったり、手続きが複雑で自身で対応できない場合は、行政書士などの専門家に相談することをお勧めします。 専門家は、法律や手続きに精通しており、適切なアドバイスやサポートをしてくれます。 特に、相続など複雑な問題が絡む場合は、専門家の力を借りる方が安心です。
今回のケースでは、職員の判断ミスや情報不足の可能性が高いです。 まずは、7番地の存在を確認し、必要に応じて訂正手続きを行いましょう。 不明な点や困難な場合は、専門家に相談することを検討してください。 戸籍は重要な書類ですので、正確な情報に基づいて手続きを進めることが大切です。
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