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戸籍謄本一括請求の手続きと費用:相続手続きにおける戸籍収集の疑問を徹底解説

【背景】
父が亡くなり、遺産相続の手続きを進めています。父の戸籍謄本を約15か所から請求する必要があり、手続きに戸惑っています。母は過去の住所をほとんど覚えていません。

【悩み】
戸籍謄本を請求する際に、過去の住所を全て記載する必要があるのか、また、具体的にどのような書類を請求すべきなのか、費用についてもよく分かりません。請求する書類によって費用が変わるのでしょうか?

過去の住所は不要です。戸籍謄本と除籍謄本を請求し、附票も必要です。費用は市町村によって異なります。

戸籍謄本と除籍謄本の基礎知識

戸籍謄本(こせきとうほん)とは、現在の戸籍に記載されている全ての情報を写し取ったものです。一方、除籍謄本(じょせきとうほん)は、戸籍が廃止された後の情報を記録したものです。相続手続きでは、被相続人(亡くなった人)の戸籍の変遷を辿る必要があるため、戸籍が移転した全ての市区町村から、戸籍謄本と除籍謄本を請求する必要があります。

今回のケースへの直接的な回答

戸籍謄本の請求時に、過去の住所を記載する必要はありません。請求書には、現在の住所と氏名、請求する戸籍の筆頭者(戸籍の最初に記載されている人)の氏名、続柄などを記載すれば十分です。過去の住所が分からなくても、戸籍の所在が分かれば請求できます。

必要な書類と費用について

一般的に、戸籍謄本と除籍謄本の請求には、それぞれ1通ずつ必要です。さらに、附票(ふひょう)も必要です。附票は、その人が過去にどの戸籍に属していたかを示す重要な書類です。

費用は市区町村によって異なりますが、戸籍謄本と除籍謄本がそれぞれ300円、附票が300円の場合が多いです。そのため、1か所あたり900円が目安となります。しかし、電話で聞いた1500円という費用は、手数料以外に郵送費用などが含まれている可能性があります。各市区町村の窓口に直接確認することをお勧めします。

誤解されがちなポイントの整理

「戸籍謄本」と「除籍謄本」を混同しがちですが、それぞれ異なる書類です。戸籍が存続している間は「戸籍謄本」、戸籍が廃止された後は「除籍謄本」を請求する必要があります。また、附票は必ず必要です。これを請求しないと、相続手続きに支障をきたす可能性があります。

実務的なアドバイスと具体例の紹介

まず、ご自身の住所と氏名、請求する戸籍の筆頭者の氏名と続柄を明確にしましょう。次に、父が過去に住んでいた市区町村をリストアップします。それぞれの市区町村役場(または区役所、市役所)のホームページで、戸籍の請求方法を確認し、必要書類を郵送で請求します。

例えば、父がA市、B町、C村に住んでいた場合、それぞれの市区町村役場へ郵送で請求します。請求書には、それぞれの市区町村の住所は記載せず、ご自身の住所を記載します。

専門家に相談すべき場合とその理由

戸籍の所在が分からず、自分で調べるのが困難な場合、または相続手続き全体に不安がある場合は、司法書士や行政書士などの専門家に相談することをお勧めします。専門家は、戸籍収集の手続きを代行したり、相続手続き全般についてアドバイスをくれます。特に、複雑な相続や高額な遺産がある場合は、専門家のサポートが不可欠です。

まとめ

戸籍謄本と除籍謄本の請求は、相続手続きにおいて非常に重要なステップです。過去の住所は記載する必要がなく、必要な書類は戸籍謄本、除籍謄本、そして附票です。費用は市区町村によって異なりますので、事前に確認が必要です。戸籍の所在が不明な場合や手続きに不安がある場合は、専門家への相談を検討しましょう。相続手続きは複雑なため、早めの準備と適切な対応がスムーズな手続きを進める鍵となります。

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