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持ち家を担保にお金を借りたい!担保にできない家の条件とは?

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【悩み】
お金を借りる際、金融機関は貸したお金が返ってこなくなるリスク(貸し倒れリスク)を常に考慮しています。そこで、万が一借り手が返済できなくなった場合に備えて、担保を設定することがあります。
担保には、大きく分けて「物的担保」と「人的担保」があります。物的担保は、借り手の財産を担保として提供してもらうもので、家や土地などの不動産が代表的です。一方、人的担保は、連帯保証人を立てるなど、人による保証を求めるものです。
家を担保にすると、金融機関は万が一の場合、その家を売却してお金を回収できます。そのため、金融機関はより多くの金額を貸したり、金利を低く設定したりすることがあります。これが、家を担保にする大きなメリットです。
残念ながら、すべての家が担保にできるわけではありません。いくつか、担保にできない、または担保設定が難しいケースがあります。主なものを以下にまとめます。
例えば、その家が「差押え」(さしおさえ:裁判所などが財産の処分を禁止すること)を受けている場合、担保にすることはできません。また、都市計画法などの法律によって、建物の用途が制限されている場合も、担保として認められないことがあります。
家が著しく老朽化していたり、修繕が必要な状態であったりすると、担保としての価値が低く評価され、担保設定が難しくなることがあります。また、地盤が弱いなど、土地に問題がある場合も同様です。
家の所有者が一人ではなく、共有名義になっている場合や、抵当権(住宅ローンなど)がすでに設定されている場合、担保設定の手続きが複雑になったり、担保として認められなかったりすることがあります。
担保とする家の価値(時価)が、希望する借入額に見合わない場合、担保設定が認められないことがあります。金融機関は、担保の価値を慎重に評価し、貸し倒れリスクを最小限に抑えようとします。
家を担保にする際には、いくつかの法律や制度が関係してきます。主なものを以下に紹介します。
担保に関する基本的なルールは、民法で定められています。例えば、抵当権の設定や消滅に関する規定があります。抵当権は、金融機関が、万が一の場合に優先的に弁済を受けられる権利です。
担保設定の手続きは、法務局(ほうむきょく:土地や建物の情報を管理する役所)で行われます。抵当権などの権利関係は、不動産登記簿に記録され、誰でも閲覧できるようになります。
金融機関が担保を設定する際には、この法律に基づいて、適切な情報開示が求められます。借り手は、担保に関するリスクや注意点について、十分に説明を受ける必要があります。
家を担保にする際には、いくつかの誤解が生じやすいポイントがあります。以下に、特に注意すべき点をまとめました。
担保は、あくまでも借入の条件の一つです。金融機関は、借り手の信用力や返済能力も総合的に判断します。担保があるからといって、必ずお金を借りられるわけではありません。
担保設定には、登記費用や司法書士(しほうしょし:登記手続きを専門とする人)への報酬など、様々な費用がかかります。これらの費用も考慮して、借入計画を立てる必要があります。
返済が滞ると、金融機関は担保権を実行し、家を競売(けいばい:裁判所が財産を売却すること)にかける可能性があります。担保にするということは、そのリスクを負うことになります。
スムーズに担保設定を進めるためには、以下の点に注意しましょう。
担保にしたい家の権利関係や、物件の状態を事前に確認しましょう。登記簿謄本(とうほん:不動産の情報を確認できる書類)を取得したり、専門家に相談したりするのも良いでしょう。
金利や借入条件は、金融機関によって異なります。複数の金融機関を比較検討し、自分に合った条件のところを選びましょう。
担保設定に関する手続きや、法律上の疑問点は、司法書士や弁護士などの専門家に相談しましょう。専門家は、適切なアドバイスをしてくれます。
借入額や金利だけでなく、返済期間や毎月の返済額についても、しっかりと計画を立てましょう。無理のない返済計画を立てることが、非常に重要です。
以下のような場合は、専門家(司法書士、弁護士など)に相談することをおすすめします。
共有名義になっている、相続が発生しているなど、権利関係が複雑な場合は、専門家に相談して、正確な情報を把握し、適切な手続きを進める必要があります。
担保設定の手続きは、専門的な知識が必要となる場合があります。手続きに不安がある場合は、専門家に依頼することで、スムーズに進めることができます。
担保に関するトラブル(例えば、抵当権の抹消がうまくいかないなど)が発生した場合は、弁護士に相談して、法的解決を図る必要があります。
家を担保にする際には、様々な条件や注意点があります。今回の内容をまとめると以下のようになります。
家を担保にするという決断は、大きなものです。しっかりと情報を集め、慎重に検討し、後悔のない選択をしてください。
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