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新築住宅の名義変更は必要?夫婦共稼ぎ世帯の賢い選択とは?

【背景】
2012年7月に新築住宅に引っ越しました。住宅ローンと住宅の名義は夫になっています。夫婦共稼ぎです。

【悩み】
夫婦名義にした方が、確定申告で税金の還付金(=お金がたくさん返ってくる)が多いと聞いたのですが、本当でしょうか?ローンは夫名義のままにしておきたいので、住宅の名義だけ妻にも変更するメリットはありますか?どうすれば良いのか迷っています。

住宅ローン名義は夫のまま、住宅名義を夫婦共有にするメリットは限定的です。税金対策効果は限定的で、手続きの煩雑さや将来のリスクも考慮すべきです。

回答と解説

テーマの基礎知識:不動産の名義と所有権

不動産(ここでは住宅)の名義とは、登記簿(登記簿:不動産の所有者や権利関係を記録した公的な書類)に記載されている所有者を示します。 名義が夫になっているということは、法律上、夫がその住宅の所有者であるということです。 所有権とは、その不動産を自由に使用・収益・処分できる権利のことです。

夫婦共有にする場合、共有持分(共有持分:共有財産における各共有者の権利の割合)をどのように設定するかを決定する必要があります。例えば、夫6:妻4といった具合です。 この割合は、夫婦間で自由に決められます。

今回のケースへの直接的な回答

質問者様の場合、住宅ローンは夫名義のまま、住宅の名義を夫婦共有に変更したいとのことです。 結論から言うと、税金対策として大きな効果があるとは限りません。 確かに、住宅ローン控除(住宅ローン控除:住宅ローンの支払額に応じて所得税が控除される制度)を受ける際に、名義人が複数いると控除額が大きくなると誤解されることもありますが、実際には控除額はローンを組んだ人の所得によって決まります。 つまり、ローン名義が夫である限り、住宅の名義が夫婦共有であっても、控除額に大きな変化はありません。

関係する法律や制度:不動産登記法と民法

住宅の名義変更は、不動産登記法に基づいて行われます。 夫婦共有にする場合は、所有権移転登記(所有権移転登記:不動産の所有権を移転することを登記すること)の手続きが必要です。 また、夫婦間の財産分与に関するルールは民法で規定されています。

誤解されがちなポイントの整理

「夫婦名義にすれば税金が戻る」という情報は、必ずしも正確ではありません。 住宅ローン控除は、ローンを組んだ本人の所得に応じて計算されます。 夫婦共有にしても、ローン名義が夫である限り、控除額は大きく変わりません。 ただし、相続や離婚時のトラブルを避けるために、夫婦共有にすることは有効な手段となるケースもあります。

実務的なアドバイスや具体例の紹介

名義変更には費用と時間がかかります。 登記費用や司法書士への手数料などが発生します。 また、手続きも複雑です。 本当に必要かどうか、メリット・デメリットを十分に検討する必要があります。 例えば、将来的な相続や離婚を考慮し、弁護士や税理士に相談することも重要です。

専門家に相談すべき場合とその理由

相続や離婚を想定した場合、あるいは複雑な財産状況にある場合は、弁護士や税理士に相談することを強くお勧めします。 専門家は、個々の状況に合わせた最適なアドバイスをしてくれます。 特に、高額な不動産である住宅の名義変更は、専門家の助言を得ながら慎重に進めるべきです。

まとめ(今回の重要ポイントのおさらい)

住宅ローン名義が夫である場合、住宅の名義を夫婦共有にしても、住宅ローン控除額に大きな変化はありません。 名義変更には費用と時間がかかり、手続きも複雑です。 相続や離婚などの将来的なリスクを考慮し、必要性を慎重に判断し、必要であれば専門家に相談しましょう。 税金対策だけが目的であれば、名義変更は必ずしも最善策ではありません。

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