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新築建築と私道消雪ポンプ:土地売買におけるトラブルと法的対応

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2日前に、不動産会社からそのポンプが地区住民の共同所有で、市から助成金を受けて設置されたものであると連絡がありました。
私のポンプではないため、勝手に駐車場に消雪パイプを作れない可能性があり、駐車場を狭くしてまでポンプを残した意味が分からず、困っています。不動産会社を訴えて対応してもらうことは可能でしょうか?
土地の売買においては、土地そのものだけでなく、その土地に「付属物」として設置されているものも重要な問題となります。付属物とは、土地に固着し、土地の利用に役立つ設備のことです(例:建物、塀、井戸など)。 今回の消雪ポンプも、土地に固定され、私道の除雪に役立つため、付属物とみなせる可能性があります。 しかし、付属物であるか否かは、その設置状況や当事者間の合意、慣習などによって判断が変わるため、一概には言えません。 重要なのは、売買契約時に、このポンプの所有権が誰にあるのかが明確にされていたかどうかです。
不動産会社が当初「あなたのポンプです」と説明していたにも関わらず、後に共同所有物であると主張している点に問題があります。これは、重要事項説明書に記載がないにも関わらず、重要な事実を告知しなかった可能性があり、民法上の「瑕疵担保責任」(※瑕疵担保責任:売買契約において、売買された物が契約内容と異なる欠陥(瑕疵)があった場合、売主は買主に対して責任を負うという法律上の義務)や、民法上の「詐欺」や「不当利得」に該当する可能性があります。 訴訟を起こすには、これらの点を立証する必要があります。
このケースでは、民法(特に売買に関する規定)が大きく関わってきます。 また、不動産売買においては、重要事項説明書に記載すべき事項が法律で定められており、その記載漏れも問題となります。 今回のケースでは、消雪ポンプの所有権に関する情報が重要事項説明書に記載されていなかったことが問題視される可能性があります。
口頭説明は、重要事項説明書に記載された事項と矛盾する場合は、重要事項説明書の内容が優先されます。しかし、重要事項説明書に記載されていない事項であっても、口頭説明が事実であれば、その内容を無視することはできません。今回のケースでは、口頭説明と後の説明が矛盾しており、その矛盾をどのように解決するかが重要となります。
まずは、不動産会社との間で、ポンプの所有権や当初の説明の経緯について、書面でやり取りを行うことをお勧めします。 その際に、売主や仲介不動産会社との間のメールや会話の記録、写真などの証拠をしっかりと保管しておきましょう。 交渉が難航する場合は、弁護士に相談することを検討してください。
不動産売買に関するトラブルは、複雑な法律知識が必要となる場合があります。 交渉が難航したり、法的措置を検討する必要がある場合は、弁護士などの専門家に相談することを強くお勧めします。専門家は、証拠の収集方法や法的根拠の提示方法などを適切にアドバイスし、あなたの権利を守るお手伝いをしてくれます。
不動産売買においては、契約前に重要事項をしっかりと確認し、不明な点は質問することが重要です。 また、契約に関する全てのやり取りを記録として残しておくことで、後々のトラブルを回避することができます。 今回のケースのように、トラブルが発生した場合には、冷静に証拠を集め、専門家のアドバイスを受けながら対応することが大切です。
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