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既に設定登記済みの根抵当権に追加担保を設定する際の債務者住所変更と登記申請

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なぜ受理されなかったのでしょうか?債務者の住所変更を登記する必要があるのでしょうか?追加設定登記の申請をするには、どのような手続きが必要なのでしょうか?不安です。
まず、根抵当権(こんていとうけん)とは何かを理解しましょう。これは、債務者が債権者(お金を貸した人)に対して借金を返済できなくなった場合に、あらかじめ定められた複数の不動産を担保として差し押さえる権利のことです。複数の不動産を担保にできるのが大きな特徴です。
この根抵当権は、不動産登記簿(ふどうさんとうきぼ:不動産に関する権利関係を記録した公的な帳簿)に登記することで、その権利が有効に成立します。登記は、権利の発生・変更・消滅を公示し、権利の安全性を確保する重要な手続きです。
質問者さんは、既に設定されている根抵当権に、新たな不動産(B)を追加担保として設定しようとしています。これを「追加設定登記」と言います。
追加設定登記の申請には、債務者の正確な住所情報が不可欠です。なぜなら、登記官は、登記申請の内容が正しいか、債務者の意思に基づいているかを慎重に確認する必要があるからです。住所が変更されているのに、古い住所のまま申請すると、債務者の意思確認が困難となり、申請が受理されないのです。
既にAという不動産に設定されている根抵当権の債務者住所が変更されている場合、追加設定登記の前に、その住所変更を登記簿に反映させる必要があります。これを「債務者住所変更登記」と言います。
住所変更登記を行うことで、登記簿上の情報が最新の状態になり、追加設定登記の申請がスムーズに進みます。 住所変更を証明する書類(例えば、住民票など)を添付して申請します。
追加設定登記と住所変更登記は、別々の手続きです。住所変更を証明する書類を添付しただけでは、追加設定登記は受理されません。 まず、住所変更登記を済ませてから、追加設定登記の手続きを行う必要があります。 この点を混同しないように注意しましょう。
まず、債務者の新しい住民票を取得します。次に、この住民票を添付して、既存の根抵当権の債務者住所変更登記を申請します。 登記が完了したら、改めてB不動産への追加設定登記を申請します。
例えば、債務者Aさんが東京から大阪へ引っ越したとします。Aさんが大阪の不動産に根抵当権を設定しようとする場合、まず東京の住民票から大阪の住民票への変更を証明する書類を用意し、住所変更登記を行います。その後、大阪の不動産への追加設定登記の手続きを行います。
登記手続きは、法律の専門知識が必要な複雑な手続きです。 もし、手続きに不安がある場合、または自分で手続きを進めるのが難しい場合は、司法書士(しほうしょし:不動産登記などの手続きを専門に行う国家資格者)に相談することをお勧めします。司法書士は、手続きをスムーズに進めるためのアドバイスや、必要書類の作成、申請代行などを行います。
根抵当権に追加担保を設定する際には、債務者の住所が変更されている場合は、まず住所変更登記を行うことが必須です。 追加設定登記と住所変更登記は別個の手続きであることを理解し、正確な情報に基づいて、適切な手続きを進めることが重要です。 不明な点があれば、専門家に相談しましょう。
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