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暗くて怖い!アパートの通路照明、大家の義務って?節電と安全性の両立を考える

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隣接建物があり真っ暗な二階に住んでいるため、夜に通路を通るのが怖いです。鍵を落とした場合も見つけにくく、危険を感じています。大家は照明を点ける義務はないのでしょうか?また、私の方には、照明をつけるよう求める権利はあるのでしょうか?家賃に管理費は含まれていません。
アパートの通路照明は、居住者の安全確保という観点から非常に重要です。 法律上、明確に「通路に照明をつけなければならない」と定められた条文はありません。しかし、借地借家法(民法の借地借家に関する規定)や、宅地建物取引業法(不動産会社が守るべき法律)に基づき、大家には、居住者の安全・安心を確保する義務があります。これは、建物の構造や周辺環境、そして居住者の状況を総合的に判断して判断されます。
あなたのケースでは、隣接建物がなく明るい高層階と異なり、二階は隣接建物により夜間は非常に暗く、安全上の懸念が十分に考えられます。鍵を落とした際の発見困難さなども、危険性を高める要因となります。 不動産会社への連絡にも関わらず改善されていない現状から、大家には、居住者の安全を確保する義務を果たしていない可能性があります。そのため、あなたは大家に対して、通路照明の設置または点灯を要求する権利があると判断できます。
直接的に通路照明の設置義務を定めた法律はありませんが、借地借家法における「瑕疵担保責任」(かしたんぽせきにん:建物の欠陥に対する責任)や、宅地建物取引業法における「重要事項説明義務」が関連します。 具体的には、契約時に通路の暗さに関する説明が不十分であった場合、宅地建物取引業法違反の可能性も考えられます。
大家は節電を理由に照明を消灯したいと考えているかもしれませんが、居住者の安全確保は節電よりも優先されるべきです。 節電を理由に、居住者の安全を著しく脅かすような状態を放置することは、適切ではありません。 例えば、センサーライト(人の動きを感知して自動点灯する照明)の設置など、節電と安全性の両立を図る方法もあります。
まずは、大家または不動産会社に改めて、通路の暗さによる不安と安全上の懸念を伝えましょう。 その際、具体的な事例(鍵を落とした時の不安など)を伝え、センサーライトの設置や、常時点灯のいずれかの対応を求めるべきです。 メールや手紙で連絡を取り、記録を残しておくことが重要です。 それでも改善が見られない場合は、弁護士や消費生活センターに相談することを検討しましょう。
大家との交渉が難航する場合、または、大家が改善に応じない場合は、弁護士や司法書士、あるいは地域の消費生活センターに相談することをお勧めします。 専門家は、法律に基づいた適切なアドバイスや、必要であれば法的措置(裁判など)を検討するお手伝いをしてくれます。
アパートの通路照明は、居住者の安全と安心に直結する重要な問題です。 今回のケースのように、暗すぎる通路は危険な状況を生み出す可能性があります。 大家には安全確保の義務があり、居住者には安全な環境を求める権利があります。 交渉がうまくいかない場合は、専門家の力を借りることを検討しましょう。 安全で快適な生活を送るためにも、積極的に問題解決に取り組むことが大切です。
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