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曰くつき物件ってどんな物件? 告知義務や注意点をわかりやすく解説

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【悩み】
「曰くつき物件」という言葉、なんとなく怖いイメージがありますよね。具体的にどのような物件を指すのでしょうか? 簡単に言うと、過去に何らかの問題があったために、心理的な抵抗を感じる人がいる可能性のある物件のことです。
定義と範囲
明確な定義はありませんが、一般的には、以下のようなケースが「曰くつき物件」とされます。
重要なのは、これらの情報が「告知義務」の対象になるかどうかです。告知義務については、後ほど詳しく解説します。
不動産会社は、物件を売買する際に、購入者に重要な情報を伝える義務があります。これを「告知義務」といいます。告知義務があるかどうかは、物件の売買において非常に重要なポイントです。
告知義務の対象となる情報
告知義務の対象となる情報は、主に以下の3つのカテゴリーに分けられます。
告知義務違反があった場合
もし不動産会社が、告知すべき情報を隠していた場合、それは「告知義務違反」となります。告知義務違反があった場合、購入者は、
といった措置を取ることが可能になる場合があります。
告知義務の範囲は、法律で明確に定められているわけではありません。そのため、過去の裁判例(判例)を参考に判断されることが多いです。
告知義務の判断基準
告知義務が発生するかどうかの判断基準は、主に以下の2点です。
これらの基準を元に、裁判所は個別のケースごとに告知義務の有無を判断します。
告知義務の対象となる期間
告知義務の対象となる期間についても、明確な決まりはありません。しかし、一般的には、事件や事故が発生してから、ある程度の時間が経過すると、告知義務がなくなる傾向があります。ただし、その期間は、事件の内容や社会的な影響度によって異なります。
告知義務について、誤解されやすいポイントを整理しておきましょう。
誤解1: すべての死亡事例を告知しなければならない?
いいえ、そうではありません。例えば、老衰による自然死や病死は、一般的に告知義務の対象外とされています。ただし、孤独死の場合、発見が遅れた場合は、告知義務が発生する可能性があります。
誤解2: 告知義務は、売主だけに発生する?
いいえ、不動産会社にも告知義務があります。不動産会社は、物件の調査を行い、知り得た情報を購入者に伝える義務があります。もし、売主が告知を拒否した場合でも、不動産会社は、その情報を購入者に伝える必要があります。
誤解3: 告知事項は、永遠に告知される?
いいえ、必ずしもそうではありません。事件や事故の内容、社会的な影響度、時間の経過などによって、告知義務がなくなることもあります。
もし、曰くつき物件の購入を検討する場合は、以下の点に注意しましょう。
1. 情報収集を徹底する
不動産会社から提供される情報だけでなく、インターネット検索や近隣住民への聞き込みなど、様々な方法で情報を収集しましょう。特に、過去にどのような事件や事故があったのか、詳細な情報を確認することが重要です。
2. 心理的な影響を考慮する
購入後に、心理的な影響を受ける可能性があるかどうか、慎重に検討しましょう。もし、少しでも不安を感じる場合は、専門家(カウンセラーなど)に相談することも検討しましょう。
3. 契約内容をしっかりと確認する
売買契約書の内容をしっかりと確認し、告知義務に関する条項が適切に記載されているかを確認しましょう。万が一、告知義務違反があった場合の対応についても、事前に確認しておくことが重要です。
4. 専門家への相談
不動産の専門家(弁護士、不動産鑑定士など)に相談し、物件の評価や法的リスクについてアドバイスを受けることをおすすめします。
以下のような場合は、専門家への相談を検討しましょう。
曰くつき物件の購入は、慎重な検討が必要です。今回の記事で解説した重要ポイントを、もう一度おさらいしましょう。
これらのポイントを踏まえ、ご自身の状況に合わせて、慎重に判断するようにしましょう。
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