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母の遺産相続、父は判断能力なし…借金や土地はどうなる?長男の私ができること

質問の概要

【背景】

  • 母親が亡くなり、葬儀を終えた。
  • 相続人は、父親(身体障害者で養護施設に入所)、長男(質問者)、弟の3人。
  • 父親は自分の名前は書ける程度の判断能力。
  • 相続財産は、銀行からの借金、キャッシング、土地、車など。

【悩み】

  • 母親の借金や土地などの相続財産は、父親が相続するのか、それとも兄弟で相続するのか知りたい。
  • 母親の車の処分は誰が行うべきか知りたい。
相続は、原則として父と子で分割。父の判断能力によっては、成年後見制度の利用も検討を。車の処分は相続人全員で協議し決定。

相続の基礎知識:何が相続される?

相続とは、人が亡くなったときに、その人の持っていた財産(プラスの財産とマイナスの財産)を、
家族などの特定の人が受け継ぐことです。
今回のケースでは、お母様が亡くなったことで、お母様の財産を誰がどのように受け継ぐのかが問題となります。

相続の対象となる財産には、

  • 現金、預貯金
  • 不動産(土地、建物)
  • 株式、投資信託
  • 自動車
  • 借金、ローン、未払いの税金などの負債

などがあります。
今回のケースでは、借金や土地、車など、様々な財産があるため、どのように相続を進めるかが重要になります。

今回のケースへの直接的な回答:相続人は誰?

今回のケースでは、お母様の相続人は、

  • 配偶者であるお父様
  • お子様であるあなたと弟さん

になります。

相続分(相続できる割合)は、民法で定められています。
配偶者であるお父様は2分の1、あなたと弟さんはそれぞれ4分の1ずつ相続することになります。

ただし、お父様が身体障害者で判断能力が十分でない場合、相続の手続きが複雑になる可能性があります。
具体的には、お父様の代わりに、成年後見人を選任する必要があるかもしれません。
成年後見人については、後ほど詳しく解説します。

関係する法律や制度:相続に関する法律と成年後見制度

相続に関する法律としては、民法が基本となります。
民法では、相続人の範囲や相続分の割合、遺産の分割方法などが定められています。
今回のケースでは、民法の規定に基づいて、相続の手続きを進めることになります。

また、お父様のように判断能力が十分でない方がいる場合、成年後見制度を利用することがあります。
成年後見制度とは、判断能力が不十分な方の代わりに、財産管理や身上監護を行う人を家庭裁判所が選任する制度です。
成年後見人には、財産を管理し、必要な手続きを行う権限が与えられます。

今回のケースでは、お父様の判断能力が十分でないため、成年後見制度を利用することを検討する必要があるでしょう。
成年後見人を選任することで、お父様の財産を適切に管理し、相続の手続きを進めることができます。

誤解されがちなポイント:相続放棄と限定承認

相続について、よく誤解されがちなポイントがいくつかあります。

  • 相続放棄:相続人は、相続を放棄することができます。相続放棄をすると、その人は最初から相続人ではなかったものとみなされます。
    つまり、借金などの負債も相続しなくて済むことになります。
  • 限定承認:相続財産の中に、借金などの負債が多く含まれている場合、限定承認という方法を選択することもできます。
    限定承認とは、相続によって得た財産の範囲内で、負債を支払うことです。
    これにより、自分の財産で借金を支払う必要がなくなります。

今回のケースでは、借金があるため、相続放棄や限定承認も選択肢の一つとして検討することができます。
ただし、これらの手続きには、期限や複雑な手続きが必要となるため、専門家への相談が不可欠です。

実務的なアドバイスと具体例:相続手続きの進め方

相続の手続きは、以下の手順で進めるのが一般的です。

  • 1. 遺言書の確認: 遺言書がある場合は、まず遺言書の内容を確認します。遺言書がある場合は、それに従って相続が行われます。
  • 2. 相続人の確定: 誰が相続人になるのかを確定します。戸籍謄本などを収集し、相続関係を明確にします。
  • 3. 相続財産の調査: どのような財産があるのか、借金などの負債はあるのかを調査します。
    銀行口座の残高証明書、不動産の登記簿謄本、借入金の契約書などを確認します。
  • 4. 相続方法の決定: 相続放棄、限定承認、単純承認のいずれかを選択します。
    今回のケースでは、借金があるため、相続放棄や限定承認も検討する必要があります。
  • 5. 遺産分割協議: 相続人全員で、どのように遺産を分割するかを話し合います。
    遺産分割協議書を作成し、相続人全員が署名・捺印します。
    お父様の判断能力が不十分な場合は、成年後見人が代わりに協議に参加します。
  • 6. 各種手続き: 不動産の名義変更、預貯金の払い戻し、車の名義変更など、必要な手続きを行います。

今回のケースでは、お父様の判断能力が不十分であるため、成年後見人の選任や、遺産分割協議の進め方など、
通常の相続とは異なる点が多くあります。
専門家のアドバイスを受けながら、慎重に進めることが重要です。

車の処分について
車の処分については、相続人全員で話し合って決定する必要があります。
売却して現金化し、相続財産として分割する方法や、特定の相続人が引き継ぐ方法などがあります。
お父様の意向も尊重しつつ、他の相続人との間で合意形成を図ることが大切です。

専門家に相談すべき場合とその理由

今回のケースでは、以下のような場合に専門家への相談を検討することをお勧めします。

  • お父様の判断能力に不安がある場合: 成年後見制度の利用を検討する必要があるため、弁護士や司法書士に相談しましょう。
  • 相続財産に借金が含まれている場合: 相続放棄や限定承認の手続きについて、専門家のアドバイスを受けることが重要です。
  • 遺産分割協議がまとまらない場合: 弁護士に相談し、円滑な解決を目指しましょう。
  • 相続に関する手続きが複雑で、自分たちだけでは対応できない場合: 専門家に依頼することで、スムーズに手続きを進めることができます。

専門家には、弁護士、司法書士、行政書士などがいます。
それぞれの専門分野や得意分野が異なるため、ご自身の状況に合わせて適切な専門家を選びましょう。
相談する際には、事前に相談内容を整理し、必要な資料を準備しておくと、スムーズな相談ができます。

まとめ:今回の重要ポイントのおさらい

今回のケースでは、以下の点が重要です。

  • お母様の相続人は、お父様、あなた、弟さんの3人。
  • お父様の判断能力が不十分な場合、成年後見制度の利用を検討。
  • 借金がある場合、相続放棄や限定承認も選択肢。
  • 車の処分は相続人全員で協議し決定。
  • 専門家への相談を検討し、適切なアドバイスを受ける。

相続は、多くの方にとって初めての経験であり、複雑で難しい問題です。
今回の解説を参考に、ご自身の状況に合わせて、適切な対応をしてください。
もし、少しでも不安な点があれば、専門家に相談することをお勧めします。

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