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江戸時代からの先祖名義土地!相続登記の手続きと費用、相続できないケースも解説
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おすすめ3社をチェック土地の名義(所有者)は、登記簿(不動産登記簿)に記録されています。 江戸時代から名義変更されていないということは、所有権がそのまま先祖から子孫へと引き継がれてきた状態です。 しかし、法律上は、相続が発生した時点で相続人が所有権を取得します。 しかし、登記簿にその事実が反映されていない状態なのです。 相続登記とは、この相続によって所有権が移転した事実を登記簿に反映させる手続きです。 つまり、法律上は既にあなたの母が所有者ですが、登記簿上は先祖の名義のままなので、名義変更が必要なのです。
あなたのケースでは、先祖から母へと土地の所有権が相続されていますが、登記簿にその事実が記録されていません。 そのため、母名義への相続登記を行う必要があります。 相続登記は、相続人が亡くなったことを証明する書類(除籍謄本や戸籍謄本など)や、土地の所有権を証明する書類(固定資産税納税証明書など)を準備し、法務局に申請します。
相続登記は、民法と不動産登記法に基づいて行われます。民法は相続に関するルールを定め、不動産登記法は不動産の所有権の登記に関するルールを定めています。これらの法律に従って、正確な手続きを行うことが重要です。
相続登記の費用は、数百万かかるという誤解がありますが、実際には、手続きに必要な書類作成費用や、司法書士への依頼費用などを含めても、数万円から数十万円程度が一般的です。 ただし、相続人が多く、複雑な相続の場合、費用は高くなる可能性があります。 また、手続き自体も複雑で、必要な書類も多く、自分で行うのは困難な場合が多いです。
相続登記は、専門知識と経験が必要なため、司法書士に依頼するのが一般的です。司法書士は、必要な書類の収集・作成から、法務局への申請まで、手続き全般を代行してくれます。 自分で手続きを行うと、ミスによる時間と費用のロス、さらには手続きの不備によるトラブルのリスクも高まります。
相続人が多く、相続関係が複雑な場合、あるいは、土地の権利関係に問題がある場合などは、司法書士だけでなく、弁護士にも相談した方が良いでしょう。 特に、相続人同士で遺産分割協議がまとまらない場合などは、弁護士の介入が必要となるケースがあります。
江戸時代からの先祖名義の土地の名義変更は、相続登記という手続きが必要です。 費用は数万円~数十万円程度で、手続きは複雑なため、司法書士への依頼がおすすめです。 相続関係が複雑な場合は、弁護士への相談も検討しましょう。 早めの対応が、将来的なトラブルを防ぎ、安心につながります。 大切なのは、専門家の力を借り、スムーズに手続きを進めることです。
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