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無線LAN環境下でNASが検出されない!ルーターのファイアウォール設定と安全な対処法

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ルーターのファイアウォールを無効にしたまま使用するのは危険ではないでしょうか?また、ファイアウォールを有効にしたまま、NASを無線接続のPCから検出できるように設定することは可能でしょうか?安全にNASにアクセスする方法を知りたいです。
まず、ネットワークの基本的な仕組みを理解しましょう。あなたのPCとNASは、ルーターを介してインターネットに接続されています。ルーターは、複数の機器がネットワークを共有できるようにする装置です(ネットワーク機器)。ファイアウォールは、不正なアクセスやウイルスからネットワークを守るためのセキュリティ機能です(セキュリティ機能)。
今回の問題は、新しいルーターのファイアウォール設定が、NASへのアクセスをブロックしていることです。ルーターのファイアウォールは、デフォルト設定で特定のポート(データ送受信の経路を示す番号)をブロックしている可能性があります。NASは、特定のポートを使ってデータを送受信するため、これらのポートがブロックされると、NASにアクセスできなくなります。ルーターのファイアウォールを無効にすると、これらのポートが解放され、NASにアクセスできるようになります。しかし、ファイアウォールを無効にすることはセキュリティリスクを高めます。
特に、今回のケースで直接関係する法律や制度はありません。しかし、ネットワークセキュリティ全般に関しては、個人情報保護法や不正アクセス禁止法などが関連してきます。ファイアウォールを無効にすることで、これらの法律に抵触するような事態が発生する可能性は低く、あくまでネットワークのセキュリティ対策を適切に行うことが重要です。
「ファイアウォールを無効にすれば安全ではない」という誤解です。ファイアウォールは、セキュリティの重要な要素ですが、無効にすることでセキュリティリスクが増大するのは事実です。しかし、適切な設定を行うことで、セキュリティを維持したままNASにアクセスできます。
ルーターの設定画面にアクセスし、ファイアウォールの設定を確認してください。多くのルーターでは、「ポートフォワーディング」(特定のポートを外部からアクセスできるようにする設定)や「DMZ」(ネットワーク上の特定の機器を外部から直接アクセスできるようにする設定)といった機能があります。
BUFFALO LS-V1.5TLの取扱説明書を確認し、NASが使用するポート番号を調べます。そのポート番号をルーターの設定画面で開く設定(ポートフォワーディング)を行うことで、ファイアウォールを有効にしたままNASにアクセスできるようになります。DMZの設定は、セキュリティリスクが高いため、初心者の方はポートフォワーディングの設定をおすすめします。
ルーターの設定が複雑で、自分で設定できない場合、またはセキュリティに関する専門的な知識がない場合は、専門家に相談することをお勧めします。誤った設定を行うと、ネットワーク全体が不安定になったり、セキュリティ上の問題が発生する可能性があります。
ルーターのファイアウォール設定を見直すことで、無線LAN環境下でもNASに安全にアクセスできます。ファイアウォールを完全に無効にするのではなく、ポートフォワーディングの設定を行うことで、セキュリティを維持したままNASを使用できます。設定に不安がある場合は、専門家に相談することをお勧めします。 NASの取扱説明書をよく読んで、必要なポート番号を確認し、ルーターの設定画面で適切な設定を行うことが重要です。
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