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父の遺産、母名義の口座から子への分配は相続?贈与?税金と注意点

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【悩み】
まず、相続と贈与の基本的な違いを理解しましょう。
相続(そうぞく)とは、人が亡くなった(死亡した)際に、その人の財産(現金、預貯金、不動産など)を、法律で定められた人(相続人)が引き継ぐことです。これは、亡くなった人(被相続人(ひそうぞくにん))の権利や義務を、相続人が受け継ぐことを意味します。相続が発生すると、相続税という税金がかかる場合があります。
一方、贈与(ぞうよ)とは、生きている人が、自分の財産を他の人に無償で譲ることです。贈与には、親から子への財産の移動も含まれます。贈与を受けた人(受贈者(じゅぞうしゃ))は、贈与税という税金を支払う必要があります。
今回のケースでは、父が亡くなり、その財産が母に相続されたという点が重要です。その後、母から子へ財産が渡されるという流れになるため、相続と贈与の両方が関係してきます。
今回のケースでは、母名義の口座にある6000万円は、元々は父の相続財産です。しかし、一旦母が相続した財産を、母から子へ分配する行為は、法律上「贈与」とみなされます。
したがって、母から質問者と弟へそれぞれ2000万円を渡す場合、それぞれの人が2000万円の贈与を受けたことになり、贈与税がかかる可能性があります。贈与税は、1年間に受け取った贈与額に応じて税率が変わります。
今回のケースで特に関係してくる法律は、以下の2つです。
相続税と贈与税は、それぞれ計算方法や税率が異なります。相続税は、相続財産の総額に応じて基礎控除額が適用され、それを超える部分に対して税金がかかります。贈与税は、1年間の贈与額から基礎控除額(110万円)を差し引いた金額に対して税金がかかります。
また、生前贈与加算という制度も存在します。これは、相続開始前3年以内(改正により7年以内になる予定)に行われた贈与について、相続税の課税対象に含めるというものです。この制度は、相続税対策として生前贈与を利用する行為を抑制する目的があります。
今回のケースで、よくある誤解を整理します。
→いいえ、母から子への分配は贈与とみなされ、贈与税がかかる可能性があります。
→いいえ、贈与があったとみなされると、贈与税の対象になります。
→贈与税には基礎控除がありますが、それを超える場合は税金が発生します。
今回のケースで、実務的なアドバイスをいくつかご紹介します。
具体例として、母から質問者と弟にそれぞれ2000万円を贈与する場合を考えてみましょう。贈与税の基礎控除額は年間110万円ですので、2000万円から110万円を差し引いた1890万円が課税対象となります。この1890万円に対して、贈与税率が適用され、贈与税額が計算されます。
今回のケースでは、以下の状況に当てはまる場合は、専門家への相談を強くおすすめします。
相談する専門家としては、税理士、弁護士、行政書士などが挙げられます。それぞれの専門家が得意とする分野が異なるため、ご自身の状況に合わせて適切な専門家を選ぶことが重要です。
今回の質問の重要ポイントをまとめます。
今回のケースでは、相続と贈与の両方が関係しており、税金の問題だけでなく、将来的な相続についても考慮する必要があります。専門家のアドバイスを受けながら、適切な対応をすることが重要です。
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