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生活保護と障害年金について。持家で収入がない場合の受給への道

質問の概要

【背景】

  • 私は障害者2級、父は障害者3級です。
  • 東京23区に住んでおり、借金はありません。持家です。
  • 母は働いておらず、私は無職です。
  • 父は無職ですが、毎月15万円の家賃収入があります。

【悩み】

  • 区役所から、母親が働いていないと生活保護は難しいと言われました。
  • 一人暮らしでないと生活保護は認められないと言われました。
  • 障害年金は、障害認定後1年半経たないと受給できないと言われました。
  • 無収入で生活が苦しいため、国からの支援を受けたいと考えています。
生活保護は世帯状況で判断、障害年金は1年半後に申請。専門家への相談も検討しましょう。

回答と解説

生活保護と障害年金:知っておくべき基礎知識

生活保護と障害年金は、どちらも生活に困窮している人々を支えるための国の制度です。しかし、それぞれ目的や受給の条件が異なります。

生活保護(せいかつほご)は、生活に困窮している人が、その困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障する制度です。病気やケガで働けなくなった、収入が少ないなど、様々な理由で生活に困っている人が対象となります。生活保護を受けるためには、

  • 資産(預貯金、土地、家など)がないこと
  • 親族からの援助が受けられないこと
  • 働く能力がないこと(または、働いても収入が少ないこと)

などの条件を満たす必要があります。生活保護は、原則として世帯単位で適用されます。

障害年金(しょうがいねんきん)は、病気やケガによって障害を負い、日常生活や仕事に支障が出ている場合に、その障害の程度に応じて支給される年金です。障害年金には、国民年金から支給される「障害基礎年金」と、厚生年金または共済年金に加入していた期間がある場合に支給される「障害厚生年金」があります。障害年金を受給するためには、

  • 障害の原因となった病気やケガについて、初診日(初めて病院に行った日)があること
  • 一定期間、年金保険料を納めていること(または、免除されていること)
  • 障害の程度が、障害年金の基準に該当すること

などの条件を満たす必要があります。

今回のケースへの直接的な回答

質問者様とご家族の状況を総合的に見ると、生活保護と障害年金のどちらも受給できる可能性はあります。しかし、いくつかのハードルがあることも事実です。

生活保護については、区役所の方から「母親が働いていないと」「一人暮らしでないと」難しいと言われたとのことですが、これは必ずしも絶対的な条件ではありません。生活保護は、世帯全体の収入と支出、資産状況などを総合的に判断して決定されます。今回のケースでは、

  • 質問者様が無職であること
  • 父が障害3級であること
  • 家賃収入があること

などが考慮されます。家賃収入があることはプラスにもマイナスにも働く可能性があります。家賃収入が生活費を十分に賄える場合は生活保護の必要性は低くなりますが、家賃収入だけでは生活が苦しい場合は、生活保護の対象となる可能性があります。区役所の判断は、詳細な状況によって変わるため、窓口で詳しく相談することが重要です。

障害年金については、障害者2級とのことですので、受給できる可能性は高いです。ただし、障害年金は、障害認定後1年半経過しないと受給できないというわけではありません。障害年金の申請自体は、障害認定後すぐに可能です。ただし、実際に年金が支給されるのは、申請が認められ、審査が完了した後になります。障害年金の申請には、医師の診断書や、病歴に関する資料などが必要になります。

関係する法律や制度

生活保護に関しては、「生活保護法」が根拠法となります。生活保護法は、国民の生存権を保障し、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を定めています。また、生活保護の基準や手続きについても詳しく規定しています。

障害年金に関しては、「国民年金法」と「厚生年金保険法」が根拠法となります。これらの法律は、年金の受給資格や、年金額の計算方法などを定めています。

これらの法律に基づいて、厚生労働省や都道府県、市区町村が様々な制度を運営しています。これらの制度を理解し、適切に利用することが重要です。

誤解されがちなポイントの整理

生活保護と障害年金については、誤解されやすいポイントがいくつかあります。

  • 生活保護は「最後の手段」ではない。生活保護は、困窮した状況にある人々を支えるための重要な制度です。躊躇せずに、まずは相談してみることが大切です。
  • 障害年金は「一生涯」もらえるわけではない。障害年金は、障害の程度が変化した場合、支給が停止されたり、減額されたりすることがあります。また、障害年金の受給には、定期的な診断書の提出が必要です。
  • 家があるから生活保護は受けられない、とは限らない。持家がある場合でも、その資産価値や、固定資産税などの維持費によっては、生活保護の対象となる場合があります。

実務的なアドバイスや具体例の紹介

今回のケースで、具体的にどのような行動をとるべきか、アドバイスします。

  1. 区役所の福祉事務所に相談する。まずは、区役所の福祉事務所に相談し、ご自身の状況を詳しく説明しましょう。生活保護の申請に必要な書類や手続きについて教えてもらえます。
  2. 専門家への相談も検討する。社会福祉士や、行政書士などの専門家に相談することも有効です。専門家は、制度に関する詳しい知識を持っており、申請手続きをサポートしてくれます。
  3. 障害年金の申請手続きを進める。障害年金の申請に必要な書類を準備し、申請手続きを進めましょう。医師の診断書は、早めに作成してもらうようにしましょう。
  4. 家計簿をつける。毎月の収入と支出を把握し、家計の状況を把握しましょう。これにより、生活保護の申請や、今後の生活設計に役立ちます。
  5. 親族との連携も重要。親族からの援助が受けられる場合は、積極的に相談しましょう。

具体例:

ある家族が、父親の病気と失業で生活に困窮し、生活保護を申請しました。しかし、持家があるため、申請がなかなか認められませんでした。そこで、社会福祉士に相談し、持家の資産価値や、固定資産税などの維持費を詳しく説明した結果、生活保護が認められました。この例のように、専門家への相談や、詳細な状況の説明が、状況を打開する鍵となることがあります。

専門家に相談すべき場合とその理由

以下のような場合は、専門家(社会福祉士、行政書士、弁護士など)に相談することをおすすめします。

  • 区役所との話し合いがうまくいかない場合。専門家は、法律や制度に関する知識だけでなく、交渉術にも長けています。
  • 申請手続きが複雑で、自分だけでは対応できない場合。専門家は、申請に必要な書類の作成や、手続きをサポートしてくれます。
  • 法律的な問題が発生した場合。弁護士は、法律に関する専門家であり、法的アドバイスや、代理人として交渉をしてくれます。

専門家への相談は、費用がかかる場合がありますが、適切なアドバイスやサポートを受けることで、より良い結果を得られる可能性があります。

まとめ(今回の重要ポイントのおさらい)

今回のケースでは、生活保護と障害年金の受給の可能性について解説しました。重要なポイントを改めて整理します。

  • 生活保護は、世帯全体の状況によって判断されます。母親が働いていない、一人暮らしでないからといって、必ずしも受給できないわけではありません。
  • 障害年金は、障害認定後すぐに申請できます。
  • 区役所の福祉事務所や、専門家(社会福祉士、行政書士など)に相談し、状況を詳しく説明することが重要です。
  • 家計簿をつけるなどして、日々の生活状況を把握しましょう。
  • 親族からの援助も検討しましょう。

生活保護や障害年金は、生活に困窮している人々を支えるための重要な制度です。諦めずに、まずは相談し、適切な支援を受けましょう。

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