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相続した土地の駐車場収入、確定申告はどうすればいいの?母と折半で悩んでいます!

質問の概要

小さな土地を相続し、駐車場として月3万円の収入を得ています。母と収入を折半しており、借り主からの振り込みは私の口座、そこから母に半額を振り込んでいます。この場合、不動産収入として確定申告する際、自分の収入分(半額)だけを申告すれば良いのでしょうか?事業規模にはできません。

はい、自分の収入分(半額)を申告すれば大丈夫です。

相続した土地の駐車場収入と確定申告について

土地の相続と収入の発生

まず、相続によって土地を取得されたとのこと。相続とは、被相続人(亡くなった方)の財産が、相続人(法律で定められた相続権を持つ人)に引き継がれることです。この場合、土地があなたの財産になったということです。そして、その土地を駐車場として貸し出し、収入を得ているわけですね。

駐車場収入と確定申告

土地から得られる収入は、原則として不動産所得として確定申告が必要です。不動産所得とは、家賃や駐車場収入など、不動産を貸し出して得られる収入のことです。(不動産所得には、土地や建物を貸し出すことで得られる収入だけでなく、山林や漁業権などから得られる収入も含まれます。) 年間の収入金額が20万円を超える場合は、確定申告を行う必要があります。

母との収入折半について

質問者様は、母と駐車場収入を折半されているとのこと。これは、あくまで母との私的な取り決めであり、税務上は関係ありません。税務署に提出する書類では、あなたの口座に入金された金額が、あなたの収入として扱われます。そのため、月3万円の収入のうち、あなたの収入は1万5千円となります。

確定申告における申告額

確定申告では、あなたの収入である月1万5千円を年間収入に換算し申告します。年間収入は、月1万5千円 × 12ヶ月 = 18万円となります。これは、20万円の申告義務額を下回りますが、正確な申告のために、確定申告を行うことをお勧めします。

不動産所得の計算と必要経費

不動産所得の計算は、収入金額から必要経費を差し引くことで行います。必要経費には、例えば、土地の固定資産税、駐車場の管理費用、修繕費用などが含まれます。これらの経費をきちんと把握し、申告することで、納税額を少なくすることができます。

誤解されがちなポイント:母との合意と税務上の扱い

母と収入を折半しているという事実と、税務申告における収入は別物です。母との合意は私的な契約であり、税務署はあなたの口座に入金された金額をあなたの収入とみなします。

実務的なアドバイス:領収書等の保管

収入と経費を正確に把握するために、借り主からの入金明細や、固定資産税の領収書、修繕費用の領収書などをきちんと保管しましょう。これらの書類は、税務調査の際に必要となる可能性があります。

専門家に相談すべき場合

不動産所得の確定申告は、複雑な点も多く、自身で処理することに不安を感じる場合は、税理士などの専門家に相談することをお勧めします。特に、土地の評価や必要経費の算定など、専門的な知識が必要な場合に有効です。

まとめ

相続した土地の駐車場収入は、あなたの収入として確定申告する必要があります。母との収入折半は私的な合意であり、税務上は関係ありません。あなたの口座に入金された金額を基に、必要経費を差し引いた金額を申告しましょう。確定申告に不安がある場合は、税理士などの専門家に相談することをお勧めします。

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