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相続で共有不動産の持ち分がどうなる?兄弟共有からさらに相続が発生した場合の対処法

【背景】
父が亡くなり、母と兄と私で実家の土地と建物を共有することになりました。登記も共有で済ませています。ところが先日、兄が亡くなってしまいました。

【悩み】
兄の共有分の土地と建物は、兄の家族(妻と子供)に相続されるのでしょうか?そのまま放置しておくとどうなるのか、不安です。相続の手続きについて、よく分かりません。

兄の相続分は、兄の相続人(妻と子供)に相続されます。放置すると、相続登記がされず、権利関係が不明確になります。

1. 相続と共有不動産の基本知識

まず、相続とは、人が亡くなった際に、その人の財産(不動産、預金、有価証券など)が、法律で定められた相続人に引き継がれることです。相続人は、民法で定められており、配偶者や子供などが該当します(法定相続人)。今回のケースでは、兄の相続人は、配偶者と子供です。

次に、共有不動産とは、複数の所有者が共同で所有する不動産のことです。共有不動産の持ち分は、通常、所有者の間で合意に基づいて決定されますが、合意がない場合は、法定相続分に基づいて決定されます。法定相続分とは、法律で定められた相続人の相続割合のことです。

2. 今回のケースへの直接的な回答

質問者様のお兄様の死亡により、お兄様の共有持分は、お兄様の相続人である配偶者と子供に相続されます。相続の割合は、民法の規定に従って、配偶者と子供の間で分割されます。具体的には、配偶者と子供がそれぞれ何分の幾つを相続するかについては、相続人の数や法定相続分によって変わってきます。

3. 関係する法律や制度

このケースには、民法(特に相続に関する規定)が適用されます。具体的には、民法第889条以下の相続に関する規定、および民法第240条以下の共有に関する規定が関係します。相続登記を行う際には、法務局に相続登記の申請を行う必要があります。

4. 誤解されがちなポイントの整理

共有不動産を相続した場合、必ずしも物理的に分割する必要はありません。共有状態を維持したまま、それぞれの相続人が共有持分を相続することも可能です。ただし、共有状態が続くと、管理や処分に様々な問題が生じる可能性があります。例えば、相続人同士で意見が合わず、不動産の売却や修繕などが困難になるケースも考えられます。

5. 実務的なアドバイスや具体例の紹介

兄の相続手続きには、相続放棄、遺産分割協議、相続登記など、いくつかの重要なステップがあります。相続放棄とは、相続を放棄する意思表示です。相続放棄をする場合は、相続開始を知ってから3ヶ月以内に家庭裁判所に申述する必要があります。遺産分割協議とは、相続人同士で遺産の分割方法を決めることです。相続登記とは、相続によって所有権が移転したことを登記簿に記録することです。これらの手続きは、専門家(弁護士や司法書士)に相談しながら進めることをお勧めします。

例えば、兄の配偶者と子供たちが遺産分割協議を行い、兄の持分を売却し、その売却代金を分割するといった方法も考えられます。あるいは、兄の持分を配偶者と子供たちがそのまま共有し続けるという方法もあります。

6. 専門家に相談すべき場合とその理由

相続手続きは複雑で、法律的な知識が必要となる場合があります。相続税の申告が必要な場合や、相続人同士で意見が合わない場合、遺産分割協議が難航する場合などは、弁護士や司法書士などの専門家に相談することを強くお勧めします。専門家は、相続手続きをスムーズに進めるための適切なアドバイスをしてくれます。

7. まとめ(今回の重要ポイントのおさらい)

兄の死亡により、兄の共有持分は兄の相続人(配偶者と子供)に相続されます。相続手続きは複雑なため、専門家への相談が重要です。放置すると、権利関係が不明確になり、後々トラブルに発展する可能性があります。早めの対応と専門家への相談を検討しましょう。相続登記を忘れずに行い、権利関係を明確にしておくことが大切です。

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