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相続で困ってます!同居していた母の自宅と預貯金、遺産分割はどうすれば?

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母からの遺産相続について、自宅と預貯金の分割方法がわかりません。妹とも法定相続分での分割を希望していますが、具体的にどうすれば良いのか、不安です。自宅の価値はほとんどないと考えています。
まず、相続の基本的な仕組みを理解しましょう。相続とは、亡くなった人の財産(遺産)が、法律に基づいて相続人に引き継がれることです。相続人は、法律で定められた相続順位に従って決まります。今回のケースでは、質問者様と妹さんが母の子であるため、第一順位の相続人となります。
相続財産は、法定相続分(法律で決められた割合)に従って分割されます。法定相続分は、相続人の数や種類によって変わります。質問者様と妹さんの場合は、兄弟姉妹なので、通常は2分の1ずつとなります。(民法第900条)
しかし、今回のケースでは、質問者様が同居していた自宅を相続したいという希望があります。そこで重要なのが「特留(とくりゅう)」です。特留とは、相続財産の中から特定の財産を、特定の相続人が相続することを優先的に認める制度です。通常、居住用不動産を相続する相続人が特留を主張することが多いです。
質問者様は、母と同居していた自宅に住み続けたいとのことですので、自宅を特留として相続することを主張できます。自宅の価値が低いと判断される場合、特留による相続は比較的スムーズに行われる可能性が高いです。
預貯金4300万円については、法定相続分に従って分割します。質問者様と妹さんそれぞれ2150万円ずつ相続することになります。
相続に関する法律は、主に民法が規定しています。特に、相続の順位、相続分、特留などについては、民法の相続編(第900条以降)に詳しく記載されています。
自宅の価値が低いからといって、相続の対象から外れるわけではありません。路線価(国税庁が毎年公表する土地の価格)はあくまでも評価基準の一つであり、実際の売買価格とは異なる場合があります。しかし、今回のケースでは、自宅の価値が低いという前提で、特留による分割が比較的容易に進む可能性が高いと言えます。
相続手続きは、相続人同士で話し合い、合意する必要があります。スムーズな相続を行うためには、相続人全員で遺産分割協議を行い、その内容を公正証書(公証役場で作成される、法的効力のある文書)として残しておくことが重要です。公正証書を作成することで、後々のトラブルを予防できます。
相続財産に不動産や株式など複雑な財産が含まれている場合、または相続人同士で意見が合わない場合などは、弁護士や税理士などの専門家に相談することをお勧めします。専門家は、法律や税制に精通しており、適切なアドバイスや手続きの代行をしてくれます。
今回のケースでは、法定相続分に基づき、質問者様は同居していた自宅を特留として相続し、預貯金は妹さんと折半するのが一般的です。しかし、相続は複雑な手続きを伴うため、不明な点や不安な点があれば、専門家に相談することをお勧めします。スムーズな相続手続きを進めるためには、相続人同士の円滑なコミュニケーションと、必要に応じて専門家の活用が不可欠です。事前に準備を進めておくことで、精神的な負担を軽減し、より円満な相続を実現できるでしょう。
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