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相続で揉めない!土地の共同相続と権利分譲のすべて

【背景】
母が亡くなり、土地と建物、預金が遺産として残されました。父はすでに亡くなっています。兄夫婦は不動産(土地と建物)を相続したいと言い、私は現金を受け取ることを提案されています。しかし、その土地は将来確実に値上がりすると考えています。

【悩み】
兄に対して、土地の共同相続を申し出ることは可能でしょうか?また、兄夫婦が建物に住んだとしても、私の土地の所有権は維持されるのでしょうか?不安です。

可能です。ただし、遺産分割協議が必要です。

1.相続と遺産分割の基本知識

まず、相続とは、被相続人(亡くなった人)の財産が、相続人(法律で定められた相続権を持つ人)に引き継がれることです。今回のケースでは、お母様の土地、建物、預金が遺産となり、質問者様とご兄弟が相続人となります。

遺産分割とは、相続人複数の場合、遺産をどのように分けるかを話し合って決める手続きです。相続開始(被相続人が亡くなった時点)から1年以内に行うのが一般的ですが、協議がまとまらない場合は、家庭裁判所に遺産分割調停を申し立てることができます。

2.今回のケースへの直接的な回答

はい、可能です。質問者様は、兄夫婦に対して土地の共同相続を申し出る権利があります。遺産分割協議において、ご自身の相続分として土地の共有を主張することができます。

3.関係する法律や制度

民法(特に相続に関する規定)が関係します。民法では、相続人の相続分は、法定相続分(法律で決められた割合)に基づいて決定されます。法定相続分は、相続人の人数や関係によって異なります。

具体的には、配偶者と子がいる場合、配偶者は2分の1、子は2分の1を相続します。子が複数いる場合は、その間で均等に分割されます。ご兄弟の相続分は、質問者様とご兄弟で均等に分割されます。

4.誤解されがちなポイントの整理

「現金化できるものをくれる」という兄夫婦の提案は、必ずしも法的に正しい方法ではありません。遺産分割は、相続人全員の合意に基づいて行う必要があります。一方的な提案を受け入れる必要はありません。

また、建物は土地と一体で相続されることが多く、土地だけを分割することは難しい場合があります。建物が建っている土地を共有することになれば、建物の使用や修繕について、共有者間で合意する必要があります。

5.実務的なアドバイスや具体例の紹介

遺産分割協議は、話し合いが重要です。弁護士や司法書士などの専門家に相談し、ご自身の権利や義務を理解した上で、兄夫婦と話し合うことをお勧めします。

具体的には、土地の評価額を不動産鑑定士に依頼して算出する、土地の持分を明確にするための分割協議書を作成する、などです。

もし、話し合いがまとまらない場合は、家庭裁判所に遺産分割調停を申し立てることができます。調停委員が仲介し、合意形成を目指します。それでも合意できない場合は、裁判による解決となります。

6.専門家に相談すべき場合とその理由

遺産分割は、法律的な知識や手続きが複雑なため、専門家のサポートが不可欠です。特に、話し合いが難航する場合、相続財産に高額な不動産が含まれる場合、相続人間に感情的な対立がある場合は、専門家に相談することを強くお勧めします。

弁護士や司法書士は、法律に基づいたアドバイスを行い、協議や調停、裁判などの手続きをサポートしてくれます。

7.まとめ(今回の重要ポイントのおさらい)

* 遺産分割協議で、土地の共同相続を申し出る権利があります。
* 兄夫婦の提案は一方的に受け入れる必要はありません。
* 法定相続分を理解し、専門家のサポートを受けることが重要です。
* 話し合いが難航する場合は、調停や裁判も選択肢としてあります。

土地の相続は、複雑でデリケートな問題です。早めに対処し、専門家の力を借りながら、円満な解決を目指しましょう。

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