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相続で揉める!遺留分の時価算定方法と土地価格の決め方徹底解説

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弁護士からは「裁判で採用されている方法で時価を出してください」と言われたのですが、具体的にどのような方法で時価を算定すれば良いのか、土地の時価をどのように算出するのかが分かりません。
相続(相続とは、被相続人が死亡した際に、その財産が相続人に承継されることです。)では、相続人が最低限受け取れる権利として「遺留分」があります。これは、法律で定められた最低限の相続分であり、遺言によってこれを侵害することはできません。遺留分を侵害する遺言は、遺留分減殺請求(遺留分減殺請求とは、遺言によって遺留分を侵害された相続人が、その侵害された分を相続財産から取り戻すための請求です。)によって無効にできます。
遺留分の計算には、相続財産の価額が必要になります。この価額を算定する際に問題となるのが「時価」です。時価とは、相続開始時(相続開始時とは、被相続人が死亡した時点のことです。)における、通常の取引価格を意味します。
弁護士が「裁判で採用されている方法」と言っているのは、主に以下の2つの方法を指していると考えられます。
1. **路線価による評価:** 国税庁が毎年公表している路線価(路線価とは、土地の評価を行う際に基準となる価格で、路線ごとに価格が設定されています。)を用いた評価です。土地の所在地と地番、地積が分かれば、比較的簡単に算出できます。ただし、路線価はあくまで標準的な価格であり、実際の取引価格とは異なる場合があります。
2. **不動産鑑定士による鑑定評価:** 専門家の不動産鑑定士に依頼し、土地の状況を詳細に調査・分析してもらい、鑑定評価書を作成してもらう方法です。路線価よりも正確な時価を算出できますが、費用がかかります。裁判では、この鑑定評価書が証拠として提出されることが多いです。
民法第1000条以下(遺留分に関する規定)、相続税法(相続税の評価に関する規定)などが関係します。
時価は「市場価格」と混同されやすいですが、必ずしも一致するとは限りません。市場価格とは、実際に市場で取引された価格ですが、時価は「市場で取引された場合に相当する価格」です。市場取引がない場合でも、時価を算定する必要があります。
土地の時価算定には、路線価と不動産鑑定士による鑑定評価のどちらを使うのが適切か、弁護士とよく相談することが重要です。路線価だけで済ませられるケースもありますが、複雑な土地の場合は鑑定評価が必要となる可能性が高いです。
例えば、相続財産に築古の建物がある場合、建物の減価償却(減価償却とは、資産の価値が時間とともに減少していくことを考慮して、その減少分を費用として計上することです。)を考慮する必要があり、路線価だけでは正確な評価が難しいでしょう。
相続は複雑な手続きであり、専門知識がなければトラブルに巻き込まれるリスクがあります。特に、遺留分に関する紛争は、裁判になる可能性も高く、弁護士に相談することが重要です。
特に、土地の評価が難しい場合、相続財産に高額な不動産が含まれる場合、相続人が複数いる場合などは、弁護士に相談することを強くお勧めします。弁護士は、時価算定の方法を適切にアドバイスし、必要に応じて不動産鑑定士への依頼をサポートしてくれます。
遺留分の算定には時価を用いることが重要です。時価の算定には路線価と不動産鑑定士による鑑定評価の2つの方法があり、裁判では後者の方が重視される傾向があります。複雑なケースや高額な不動産が含まれる場合は、弁護士に相談し、適切な方法で時価を算定することが重要です。 専門家の力を借りることで、スムーズな相続手続きを進めることができます。
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