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相続と調停・審判の流れ:母の婚外子と遺産分割の円満解決を目指して

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裁判所の調停・審判を利用して遺産分割を進めたいと考えています。弁護士はつけずに、話し合いで解決したいのですが、調停・審判の流れや、審判員の判断に任せて終わらせることができるのか知りたいです。
まず、相続(相続とは、被相続人が亡くなった際に、その財産が相続人に承継されること)について基本的な知識を確認しましょう。 日本の法律では、結婚前に生まれた子供(婚外子)も、相続権を有します(民法第887条)。つまり、あなたの母には、あなたと兄、そして婚外子の3人が相続人となるのです。 相続財産は、法定相続分(法定相続分とは、法律で決められた相続人の相続割合)に従って分割されます。 しかし、相続人全員が合意すれば、法定相続分とは異なる割合で分割することも可能です。
遺産分割が相続人同士で合意できない場合、家庭裁判所(家庭裁判所とは、家事事件(相続、離婚など)を扱う裁判所)の調停・審判を利用できます。
調停は、裁判官(裁判官とは、裁判を行う裁判所の職員)を仲介役として、相続人同士が話し合い、合意を目指す手続きです。 まず、家庭裁判所に調停を申し立てます。その後、期日(期日とは、裁判所が定めた裁判や調停を行う日)に、相続人全員が出席して話し合いを行います。調停委員(調停委員とは、裁判官以外の専門家が調停を支援する人)が、公平な立場で話し合いの進行をサポートします。 調停で合意に至れば、調停調書(調停調書とは、調停で合意した内容を記載した文書)を作成し、合意内容が確定します。
調停で合意できない場合は、審判に移行します。審判は、裁判官が遺産分割の方法を決定する手続きです。 審判では、相続人からの意見を聞いた上で、裁判官が公平な判断を行います。 審判の決定は、裁判所の決定と同様の効力(効力とは、法律上の効果)を持ちます。
あなたは弁護士をつけずに話し合いで解決したいと考えていますが、それは可能です。 調停・審判は、弁護士に依頼しなくても手続きを進めることができます。 ただし、複雑な相続や、相続人同士の感情がこじれている場合は、弁護士に依頼した方が有利に事を運べる可能性があります。
審判は、必ずしもあなたの希望通りになるとは限りません。 裁判官は、法令や各相続人の事情を考慮して、公平な判断を下します。 あなたの希望と異なる判断が下される可能性があることを理解しておきましょう。
調停・審判を円滑に進めるためには、事前に遺産の状況(遺産とは、相続される財産)を把握し、それぞれの相続人の主張を整理しておくことが重要です。 また、話し合いでは、感情的にならず、冷静に事実を伝えましょう。
相続財産に高額な不動産が含まれている場合、あるいは相続人同士の感情が非常に悪化している場合は、弁護士などの専門家に相談することをお勧めします。 専門家は、法律的な知識に基づいて適切なアドバイスを行い、円満な解決を支援してくれます。
母が結婚前に子供をもうけていた場合でも、その子供は相続権を持ちます。遺産分割は、調停で合意を目指し、合意に至らない場合は審判に委ねることも可能です。弁護士は必須ではありませんが、複雑なケースや感情的な対立がある場合は、専門家の助言を受けることを検討しましょう。 重要なのは、冷静に、そして公平な立場で話し合いを進めることです。
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