- Q&A
相続不動産売却後のトラブル!いとこへの委任と売却金額の確認方法

共有持分についてお困りですか?
おすすめ3社をチェック【悩み】
いとこから正確な売却金額が教えてもらえず、売買契約書のコピーも送ってきません。メモ程度の金額で配分しようとしていますが、それが本当かどうか分からず困っています。どのように売却金額を確認すれば良いのでしょうか?税務署に相談すべきでしょうか?
相続(相続とは、被相続人が死亡した際に、その財産が相続人に承継されることをいいます。)によって不動産を相続した場合、その不動産を売却するには、相続人全員の合意が必要です。今回のケースでは、遺産分割協議が済んでいるため、売却自体には問題ありません。しかし、売却手続きをいとこに委任している点が重要です。委任(委任とは、ある人が他の人のために法律行為をすることを約束する契約です。)契約では、委任者は委託者(この場合は質問者を含む相続人全員)の利益のために、受任者(この場合はいとこ)は誠実に業務を遂行する義務を負います。 売却金額の報告もその義務に含まれます。
いとこから売却金額の情報が得られない場合、まず試みるべきは、直接的なコミュニケーションです。改めて手紙やメールで、売買契約書のコピーの送付と正確な売却金額の開示を求めましょう。 それでも応じない場合は、次のステップに進みます。
この問題は、民法上の委任契約と、場合によっては不当利得(不当利得とは、法律上の根拠なく利益を得ることです。)に関連します。委任契約において、受任者は委託者の利益のために誠実に職務を遂行する義務を負います。売却金額の隠蔽は、この義務違反にあたる可能性があります。また、いとこが不正に利益を得ていると判断されれば、不当利得返還請求も検討できます。
税務署は、税金の徴収を目的とする機関です。売買契約の金額に関する紛争は、税務署の管轄外です。税務署に相談しても、売却金額に関する情報は得られません。
まずは、いとことの間で交わした全ての書面(メール、手紙など)を保管しましょう。これらは、後の証拠となります。 それでも解決しない場合は、弁護士に相談することを強くお勧めします。弁護士は、売買契約書のコピーの開示請求や、必要であれば訴訟手続きなどの法的措置を支援してくれます。
いとことの話し合いがうまくいかない場合、弁護士への相談は必須です。弁護士は、法律の専門家として、適切なアドバイスと法的措置を講じることができます。特に、売買契約書のコピーが得られない場合、弁護士の介入によって、法的強制力をもって開示を求めることができます。
相続不動産の売却は、複雑な手続きを伴います。委任契約を結ぶ際には、明確な契約内容と報告義務を盛り込むことが重要です。今回のケースでは、まずはいとこと丁寧な話し合いを行い、それでも解決しない場合は、弁護士に相談し、法的措置を検討することが必要です。 証拠の確保も非常に重要です。 早めの対応が、問題解決への近道となります。
共有持分についてお困りですか?
おすすめ3社をチェック