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相続土地売却後の隣家ひさし問題!不動産屋からの請求は正当?

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不動産屋さんから、隣家のひさし撤去費用を請求されました。売却契約時に「古家あり、建替え時にひさし撤去必要」と不動産屋さんに伝えており、買い手も承知の上で購入したと思っていたので、この請求は正当なのか不安です。また、隣家とのトラブルに、私自身も関与すべきなのか迷っています。
土地売買契約では、売主は買主に対して、物件に隠れた欠陥(瑕疵(かし))がないことを保証する「瑕疵担保責任」を負います(民法第570条)。しかし、この責任は、売主が欠陥を知っていた場合、または知っていたはずの場合に限定されます。今回のケースでは、隣家のひさしの存在は明らかであり、隠れた欠陥とは言えません。そのため、売主である質問者には、瑕疵担保責任は発生しません。
質問者様は不動産業者に隣家のひさしの問題を伝え、買い手も承知の上で売買契約が成立しています。つまり、ひさしの撤去費用は、売買契約の対象となる「土地の現状」と、その現状に伴う問題として、買い手が負担すべき費用です。不動産業者からの請求は、買い手への請求を質問者様に委任した形であると考えられます。
このケースは、民法(特に売買に関する規定)が関係します。売買契約は、当事者間の合意に基づいて成立し、その内容に従って履行されます。質問者様と買い手の間で交わされた売買契約書の内容を確認する必要があります。契約書に、ひさし撤去に関する費用負担の記述があれば、それが最優先されます。
不動産会社は、売買契約の仲介役であり、契約内容を双方に正確に伝える義務があります。しかし、隣家とのトラブル解決まで責任を負うわけではありません。不動産会社が買い手に十分な説明を行っていたか、契約書にひさし撤去費用に関する記述があるかなどを確認する必要があります。もし、不動産会社が説明を怠っていたり、重要な事項を隠蔽していた場合は、不動産会社にも責任がある可能性があります。
まず、売買契約書を精査し、ひさし撤去に関する記述がないか確認しましょう。また、不動産業者とのやり取り(メール、FAXなど)を全て保管し、証拠として活用しましょう。これらの証拠に基づき、買い手または不動産業者と交渉を進めることが重要です。必要に応じて、弁護士に相談することをお勧めします。
買い手や不動産業者との交渉が難航した場合、または法的措置を検討する必要がある場合は、弁護士に相談することをお勧めします。弁護士は、契約書の内容を分析し、法的観点から適切なアドバイスを与えてくれます。また、必要に応じて、裁判などの法的措置をサポートしてくれます。
今回のケースは、土地売買契約における情報伝達と契約内容の重要性を改めて示しています。売買契約を締結する際には、物件に関する情報を正確に把握し、契約書の内容を十分に理解することが不可欠です。また、トラブル発生時には、証拠をしっかり保管し、必要に応じて専門家に相談することが重要です。 不動産取引は複雑なため、少しでも不安があれば、専門家の力を借りることを検討しましょう。
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