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相続手続き完了の確認方法:法務局での名義変更調査とインターネット検索の可能性

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相続手続きが本当に完了しているか、自分の名義に変更されているかを確認する方法を知りたいです。法務局で確認する方法や、インターネットで調べられる方法があれば教えてほしいです。弁護士に確認する前に、自分で確認したいと考えています。
不動産の所有権の移転(名義変更)は、法務局に登記(登記簿に記録すること)することで確定します。相続の場合、被相続人(亡くなった方)から相続人への所有権移転は、相続登記という手続きによって行われます。この登記が完了していなければ、法的に所有権は移転していません。
ご自身で相続手続きが完了したかを確認するには、法務局で対象不動産の登記簿謄本(不動産の所有権や権利関係を記録した公的な証明書)を取得するのが最も確実です。登記簿謄本には、現在の所有者名などが記載されているため、ご自身の名義になっているかを確認できます。
不動産登記は、不動産登記法に基づいて行われます。この法律によって、不動産の所有権や権利関係の明確化、取引の安全性が確保されています。相続登記もこの法律の枠組みの中で行われます。
インターネットで不動産情報を検索することはできますが、正確な所有者名や登記状況を確認することはできません。公開されている情報は限定的であり、相続登記の完了状況を確実に把握するには不十分です。
法務局で登記簿謄本を取得するには、対象不動産の住所と、申請者自身の身分証明書が必要です。手数料が必要になります。手続き方法は法務局のホームページなどで確認できます。もし、対象不動産の住所が分からない場合は、弁護士に相談するのが良いでしょう。
不動産登記に関する手続きは複雑な場合があります。登記簿謄本の取得方法が分からなかったり、登記簿の内容が理解できなかったりする場合は、司法書士などの専門家に相談することをお勧めします。専門家は手続きをスムーズに進めるためのサポートをしてくれます。
相続手続きが完了したかを確認するには、法務局で登記簿謄本を取得し、ご自身の名義になっているかを確認するのが最も確実です。インターネット検索だけでは不十分なため、直接法務局へ行くか、専門家に相談することをお勧めします。弁護士に一任しているとはいえ、ご自身でも状況を確認することは重要です。疑問点があれば、すぐに専門家に相談しましょう。
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