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相続放棄と自宅の持分:負債超過の相続で起こることと対処法

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母が亡くなり、相続手続きについて悩んでいます。母には700万円の借金があり、資産はほとんどありません。自宅は母と私(子)で1/2ずつ所有していますが、不動産価値は200万円程度です。私の収入は生活費ギリギリで、借金を返済する余裕がありません。
【悩み】
母の相続を放棄したいと考えていますが、いくつか疑問があります。
①相続放棄は可能でしょうか?
②相続放棄した場合、母の持分は国庫に帰属しますが、私は自宅に住み続けられますか?
③その場合、国に対して賃借料などを支払う必要がありますか?
④国庫に帰属した所有権を後で買い戻すことは可能でしょうか?
相続とは、被相続人(亡くなった人)の財産、権利、義務が相続人(法律上の承継者)に引き継がれることです。相続財産には、預金や不動産などのプラスの財産だけでなく、借金などのマイナスの財産も含まれます(債務)。相続人は、相続開始を知ってから3ヶ月以内に家庭裁判所に相続放棄の申述をすることができます(民法第1001条)。相続放棄をすれば、被相続人の財産と債務の両方を受け継ぐことを拒否できます。
質問者様のケースでは、母の負債が資産を大きく上回っているため、相続放棄は可能です。相続放棄の手続きをすれば、母の借金700万円を相続する必要はありません。
相続放棄は、民法で規定されています。具体的には、民法第1001条~第1003条に相続放棄に関する規定があり、家庭裁判所への申述が必要となります。また、相続放棄によって相続財産が国庫に帰属する(国が所有権を取得する)ことになります。
相続放棄は、単に「借金だけを放棄する」というものではありません。プラスの財産も全て放棄することになります。質問者様の場合、自宅の持分1/2も放棄することになります。
相続放棄の手続きは、家庭裁判所で行います。弁護士や司法書士に依頼するのが一般的です。手続きには、相続放棄申述書の作成、必要書類の提出、裁判所への提出などが必要です。また、相続放棄後も、すぐに自宅から出て行かなければならないわけではありません。しかし、国庫に帰属した土地の持分について、将来的に何らかの手続きが必要になる可能性があります。例えば、国有財産管理の観点から、使用許可や売却に関する協議が必要になるかもしれません。
相続手続きは複雑で、法律の知識が必要な場合が多いです。特に、今回のケースのように負債超過で相続放棄を検討する場合、専門家に相談することを強くお勧めします。弁護士や司法書士は、手続きの方法、注意点、リスクなどを丁寧に説明し、適切なアドバイスをしてくれます。誤った手続きを行うと、後々大きな問題に発展する可能性があります。
母の相続放棄は可能です。しかし、自宅の持分も放棄されるため、今後の居住について、国との協議が必要となる可能性があります。専門家への相談が、スムーズな手続きと将来的なトラブル回避に繋がります。相続放棄は、期限があるため、早めの行動が重要です。弁護士や司法書士に相談し、適切な手続きを進めましょう。
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