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相続放棄後、不動産のみの遺産相続で兄弟間で揉めない方法|遺留分と相続税の解説付き

【背景】
* 約1年前に父が死亡しました。
* 母は認知症で施設に入所中です。
* 遺産は不動産(家屋)のみです。
* 子供は兄と妹の2人。兄夫婦には子供がおらず、妹夫婦には子供が1人います。
* 相続放棄期間が過ぎ、自然相続しました。
* 兄夫婦は将来その家に住む予定で、相続を急いでいます。
* 遺言書はありません。

【悩み】
兄夫婦が不動産をスムーズに相続する方法を知りたいです。遺留分を支払わずに、もしくはそれに近い方法があれば教えてほしいです。相続税はかかりません。妹夫婦と折り合いが悪く、困っています。

遺産分割協議で合意、もしくは家庭裁判所の調停を検討しましょう。

テーマの基礎知識:相続と遺留分、遺産分割

相続とは、被相続人(亡くなった人)の財産が、相続人(法律で定められた相続権を持つ人)に引き継がれることです。 今回のケースでは、お父様の不動産が、お母様と兄妹に相続されます。

民法では、相続人の相続分(相続する割合)が定められています。 例えば、配偶者と子が2人の場合、配偶者が2分の1、子が2分の1を相続します。しかし、これはあくまでも「法定相続分」であり、相続人同士で話し合って自由に割合を変えることができます。これが「遺産分割協議」です。

遺留分とは、相続人が最低限確保できる相続分のことです。 相続人全員の同意が無くとも、この割合だけは確保できます。 遺留分を侵害する遺産分割協議は無効となる可能性があります。 今回のケースでは、相続税がかからない程度なので、遺留分の問題が大きく影響する可能性は低いですが、念のため知っておくべきです。

今回のケースへの直接的な回答:遺産分割協議と調停

兄夫婦が不動産を相続するには、まずお母様と妹夫婦との間で「遺産分割協議」を行う必要があります。 これは、相続人全員で話し合い、遺産の分け方を決めることです。 全員の合意があれば、公正証書(法的効力を持つ文書)を作成することで、法的にも有効な遺産分割となります。

しかし、今回のケースのように、合意が難しい場合は、家庭裁判所に調停を申し立てることができます。 家庭裁判所の調停官が仲介に入り、相続人同士が話し合い、合意に至るよう支援します。 調停が成立すれば、裁判所の決定として法的効力を持つことになります。

関係する法律や制度:民法、家庭裁判所の調停

今回のケースでは、民法(特に相続に関する規定)が関係します。 具体的には、法定相続分、遺留分、遺産分割協議に関する規定です。 また、遺産分割協議がうまくいかない場合は、家庭裁判所の調停制度を利用できます。

誤解されがちなポイントの整理:遺留分と相続税

遺留分は、相続税とは別物です。 相続税は、一定額以上の遺産を相続した場合に課税される税金ですが、遺留分は相続税の有無に関わらず、相続人が最低限確保できる相続分です。 今回のケースでは相続税はかかりませんが、遺留分は関係してきます。

実務的なアドバイスや具体例の紹介:弁護士への相談

遺産分割協議は、感情的な問題が絡むことが多く、スムーズに進まないケースも少なくありません。 弁護士に相談することで、法律的な観点からのアドバイスを受け、交渉を有利に進めることができます。 特に、妹夫婦との関係が悪化している場合は、弁護士を介して交渉を進めることを強くお勧めします。

専門家に相談すべき場合とその理由:弁護士、司法書士

遺産分割が難航する場合は、弁護士や司法書士に相談することをお勧めします。 弁護士は、法律的な専門知識に基づいて、遺産分割協議や調停をサポートします。 司法書士は、遺産分割協議書の作成や、相続登記手続きをサポートします。

まとめ:スムーズな相続のために専門家の力を借りましょう

不動産のみの相続でも、相続人同士の合意がなければ、スムーズに相続を進めることは困難です。 遺産分割協議、そして必要であれば家庭裁判所の調停を有効活用し、弁護士や司法書士などの専門家の力を借りながら、円満な相続を目指しましょう。 早めの相談が、トラブルを回避し、精神的な負担を軽減することに繋がります。

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