- Q&A
相続時精算課税制度を利用した義理両親からの贈与と住宅購入:ペアローンは必要?

ご入力いただいた内容は「お問い合わせ内容」としてまとめて送信されます。
無理な営業や即決のご案内は行いません。
共有持分についてお困りですか?
おすすめ3社をチェック【悩み】
相続時精算課税制度を使って義理の両親から贈与を受けることは可能でしょうか?もし制度が使えない場合、妻が贈与を受けたことになり、住宅ローンをペアローンにする必要があるのでしょうか?不安です。
相続時精算課税制度(以下、精算課税制度)とは、生前に親から子供へ贈与された財産について、相続の際に改めて相続税を課税する代わりに、贈与時に贈与税を課税する制度です。(贈与税は、生前に財産を贈与した際に課税される税金です。相続税は、相続人が被相続人から財産を相続した際に課税される税金です。) 簡単に言うと、将来相続税を払う代わりに、今贈与税を払うことで、相続税の負担を軽減できる制度です。
精算課税制度は、原則として直系尊属(父母、祖父母など)からの贈与に適用されます。義理の両親は直系尊属ではありませんが、税法上、特別な事情がない限り、配偶者からの贈与と同様に扱われます。そのため、義理の両親から住宅購入のための頭金として贈与を受け、精算課税制度を利用することは可能です。
ただし、いくつか条件があります。まず、贈与を受けた者が、贈与を受けた年の翌年から3年以内に、税務署に贈与税の申告をする必要があります。また、贈与額には年間110万円の限度額があり、これを超える場合は、超過分について贈与税を支払う必要があります。(2023年1月1日現在) さらに、贈与された財産が、実際に住宅購入に使われたことを証明する必要があります。領収書などの証拠書類を保管しておくことが重要です。
配偶者間の贈与には、年間200万円の贈与税の非課税枠があります。しかし、義理の両親からの贈与にはこの枠は適用されません。精算課税制度を利用する場合、年間110万円の限度額を超える贈与には贈与税がかかります。
義理の両親から贈与を受ける際には、必ず贈与契約書を作成しましょう。贈与契約書は、贈与の事実を明確に証明する重要な証拠となります。また、住宅購入に際しては、領収書や売買契約書などを大切に保管し、贈与された資金が住宅購入に使われたことを明確に示す必要があります。
贈与額が大きかったり、相続税対策として複雑な計画を立てたい場合は、税理士などの専門家に相談することをお勧めします。専門家は、個々の状況に合わせた最適な方法を提案してくれます。特に、高額な贈与や複雑な資産状況の場合は、税務上のリスクを回避するために専門家のアドバイスが不可欠です。
義理両親からの贈与は、相続時精算課税制度を利用できます。しかし、年間110万円の限度額や、贈与税の申告、証拠書類の保管など、注意すべき点があります。 専門家のアドバイスを受けることで、安心して制度を活用し、スムーズに住宅購入を進めることができるでしょう。ペアローンは、必ずしも必要ではありませんが、ローンの返済能力を考慮して検討する必要があります。
共有持分についてお困りですか?
おすすめ3社をチェック