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相続財産に不動産が含まれるかどうかの確認方法と法的リスク:銀行預金、国債、不動産の相続手続きにおける注意点

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本当に不動産が存在するのかどうか、そして存在するならば、その相続手続きはどうすれば良いのか、また、法的リスクはないのかを知りたいです。弁護士の対応にも不安を感じています。
まず、相続財産の種類と、それぞれの手続きについて見ていきましょう。今回のケースでは、銀行預金、郵便局の国債、そして存在が不確かな不動産という3つの財産が考えられます。
銀行預金は、相続人全員の同意があれば、比較的スムーズに分割できます。弁護士が預金口座の通帳を相続人数分に分割して送付する手続きは、一般的な方法です。しかし、質問者様のように、通帳を受け取らずに弁護士に返却した場合は、改めて弁護士と連絡を取り、相続分の受け取り手続きを進める必要があります。
国債は、相続手続きがやや複雑です。郵便局が裁判所の判決を待ってから手続きを進めるという弁護士の対応は、国債の相続手続きにおける一般的な手順です。国債の相続には、相続人全員の同意と、相続関係を証明する書類が必要になります。弁護士が手続きを進めている最中であれば、弁護士に現状と今後の予定を確認しましょう。
不動産の相続は、最も複雑で、多くの問題を孕む可能性があります。まず、不動産の存在自体が不確かであることが大きな問題です。不動産の存在を確認するには、登記所(法務局)で、被相続人名義で所有されている可能性のある土地や建物の登記簿謄本(登記簿謄本:不動産の所有者や権利関係を記録した公的な書類)を取得する必要があります。思い当たる地番があれば、それを元に検索できます。地番が分からなければ、相続人や近隣住民への聞き込み調査が必要になるかもしれません。
もし、不動産が存在し、被相続人の名義のままならば、相続手続きは、相続人全員の同意を得て、遺産分割協議(遺産分割協議:相続人同士で話し合って遺産をどのように分けるかを決めること)を行う必要があります。相続人全員が合意すれば、スムーズに分割できますが、合意が得られない場合は、家庭裁判所に遺産分割の調停を申し立てる必要があります。
一方、既に名義変更されている場合、その名義変更が適法に行われたかどうかを確認する必要があります。もし、被相続人の死亡前に名義変更が行われていたとしても、それが相続人全員の同意に基づいて行われたものでなければ、無効とされる可能性があります。この場合、法的な争いになる可能性が高いです。
相続に関する法律は主に民法です。不動産の所有権の移転や確認は不動産登記法が関係します。これらの法律に基づき、相続手続きを進める必要があります。専門家でない方が、これらの法律を完全に理解することは困難です。
「法定相続分」は、法律で定められた相続人の相続割合です。しかし、遺産分割協議では、法定相続分どおりに分割する必要はありません。相続人全員の合意があれば、法定相続分とは異なる割合で分割することも可能です。弁護士の通知文面にある「法定相続分」という文言は、あくまで手続きの基準を示しているだけで、必ずしもその割合で分割されることを意味するものではありません。
まず、登記所に行って、不動産の存在を確認することが重要です。不動産が存在する場合は、その登記簿謄本を入手し、内容を精査しましょう。専門家(弁護士または司法書士)に相談し、相続手続きをスムーズに進めるためのアドバイスを受けることを強くお勧めします。
相続手続きが複雑な場合、または相続人同士で意見が合わない場合は、弁護士や司法書士などの専門家に相談することが重要です。特に、不動産の存在が不確かである場合や、名義変更に問題がある可能性がある場合は、専門家の助言なしに手続きを進めるのは危険です。
相続手続きは、法律や手続きに詳しくない人が単独で行うには非常に困難です。特に不動産に関わる相続は複雑なため、専門家である弁護士や司法書士に相談し、適切なアドバイスを受けながら手続きを進めることが重要です。早めの相談が、トラブルを防ぎ、円滑な相続手続きを進める鍵となります。
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