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祖母の遺産を巡る不安…勝手に処分される可能性と、正当な相続方法を解説

質問の概要

【背景】

  • 母方の祖母が亡くなり、相続が発生。
  • 祖母は長年、叔母夫婦と同居していたが、質問者の両親が主に面倒を見ていた。
  • 両親も既に他界しており、質問者と妹が相続人となる。

【悩み】

  • 叔母夫婦がお金に執着しており、勝手に祖母の預金を引き出すのではないかと不安。
  • 弁護士を雇うほどの財産がないため、自分たちだけで正当な相続手続きを進めたい。
  • 遺産が少額の場合でも、勝手に処分される可能性はあるのか知りたい。

相続財産の勝手な処分は違法行為にあたる可能性があり、適切な手続きが必要です。まずは相続財産の調査を行い、専門家への相談も検討しましょう。

相続ってなに?基本のキ!

相続とは、人が亡くなったときに、その人の財産(プラスの財産だけでなく、借金などのマイナスの財産も含まれます)を、特定の人が引き継ぐことです。 この「特定の人」のことを相続人と言います。 相続人は、亡くなった人(被相続人(ひそうぞくにん)といいます)との関係によって決まります。 遺言書がない場合、法律で定められた相続順位に従って相続が行われます。

今回のケースへの直接的な回答

お祖母様が亡くなられた場合、相続人は、原則として、お祖母様の子供であるお母様(既に他界されているので、その場合はお母様の子供であるあなたと妹さん)と、お祖母様の配偶者(もし存命であれば)です。 叔母様や叔父様は、直接的な相続人ではありません。 しかし、叔母様が遺産を勝手に処分することは、法的に問題がある可能性があります。

具体的には、お祖母様の預金を引き出す行為は、他の相続人の同意なく行われた場合、不法行為(ふほうこうい)や横領(おうりょう)に該当する可能性があります。 また、土地などの不動産についても、勝手に売却したり、名義を変えたりすることはできません。

相続に関わる法律と制度をチェック!

相続に関する法律は、主に「民法」です。 民法では、相続人の範囲、相続分(そうぞくぶん:それぞれの相続人が受け取れる財産の割合)、遺産の分割方法などが定められています。

今回のケースで重要となるのは、以下の点です。

  • 遺産分割協議(いさんぶんかつきょうぎ):相続人全員で、遺産の分け方について話し合うこと。
  • 遺産分割協議書(いさんぶんかつきょうぎしょ):話し合いの結果をまとめた書面。これがないと、預貯金の解約や不動産の名義変更ができません。
  • 相続放棄(そうぞくほうき):相続人が、相続する権利を放棄すること。借金が多い場合などに選択されます。
  • 遺留分(いりゅうぶん):相続人に最低限保障される遺産の取り分。

これらの制度を理解しておくことで、スムーズな相続手続きを進めることができます。

勘違いしやすいポイントを整理

相続に関して、よくある誤解を整理しておきましょう。

  • 「遺言書があれば、すべて遺言書の通りになる」:遺言書は非常に重要ですが、遺留分を侵害する内容の場合、トラブルになる可能性があります。
  • 「遺産が少額なら、手続きは簡単」:遺産の額に関わらず、相続の手続きは同じように行われます。少額であっても、必要な書類や手続きは存在します。
  • 「相続人全員の同意がなくても、一部の相続人が勝手に遺産を処分できる」:これは大きな誤解です。遺産は相続人全員の共有財産であり、勝手に処分することはできません。
  • 「相続放棄をすれば、すべての責任から逃れられる」:相続放棄は、プラスの財産もマイナスの財産もすべて放棄することになります。

スムーズな相続手続きを進めるための実用的なアドバイス

今回のケースで、実際にどのように相続手続きを進めていくか、ステップごとに解説します。

  1. 相続人の確定:まず、誰が相続人になるのかを確定します。戸籍謄本(こせきとうほん)を集め、相続関係図を作成します。
  2. 遺産の調査:お祖母様の財産をすべて調べます。預貯金、不動産、株式、借金など、プラスの財産もマイナスの財産もすべて把握します。
  3. 遺産分割協議:相続人全員で、遺産の分け方について話し合います。話し合いの結果を、遺産分割協議書にまとめます。
  4. 預貯金の解約、名義変更:遺産分割協議書をもとに、預貯金の解約や不動産の名義変更を行います。

具体的な注意点

  • 預貯金について:金融機関によっては、相続関係を証明する書類(戸籍謄本など)や、遺産分割協議書が必要になります。
  • 不動産について:法務局で名義変更の手続きを行います。
  • 遺産分割協議書の作成:専門家(行政書士や弁護士)に依頼することもできます。

専門家に相談すべきケースとその理由

今回のケースでは、以下のような場合に専門家への相談を検討することをおすすめします。

  • 相続人間で意見が対立している場合:感情的な対立があると、話し合いがスムーズに進まないことがあります。弁護士に間に入ってもらうことで、冷静な話し合いができるようになります。
  • 遺産の額が大きい場合:遺産の額が大きい場合、税金や複雑な手続きが発生することがあります。税理士や弁護士に相談することで、適切な対応ができます。
  • 相続人が多い場合:相続人が多いと、連絡を取るだけでも大変です。専門家に手続きを依頼することで、負担を軽減できます。
  • 叔母様との関係が悪化している場合:叔母様が遺産を隠したり、不当な要求をしてくる可能性がある場合は、弁護士に相談し、法的手段を検討することも必要です。

専門家を選ぶ際は、相続問題に詳しい弁護士や行政書士を選ぶことが重要です。 相談する際には、これまでの経緯や、現在の状況を詳しく説明しましょう。

今回の重要ポイントのおさらい

今回の質問のポイントをまとめます。

  • 勝手な遺産処分は違法行為の可能性:叔母様が遺産を勝手に処分した場合、不法行為や横領に問われる可能性があります。
  • 相続手続きは慎重に:まずは相続人を確認し、遺産の調査を行いましょう。
  • 遺産分割協議が重要:相続人全員で遺産の分け方について話し合い、遺産分割協議書を作成しましょう。
  • 専門家への相談も検討:相続人間で対立がある場合や、手続きが複雑な場合は、専門家への相談を検討しましょう。

相続は、故人の思いを尊重し、残された人たちが穏やかに過ごすために、非常に大切な手続きです。 疑問点や不安なことがあれば、一人で抱え込まず、専門家に相談することをおすすめします。

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