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祖母の遺産を調べる方法:相続人の孫が知る権利と遺産の内容

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【悩み】
祖母の遺産がどのくらいあるのか、法律的に知る権利があるのか知りたいです。長男が教えてくれないため、他に調べる方法があるのか知りたいです。
遺産の内容を知る権利はあります。弁護士に相談し、遺産調査や情報開示請求を検討しましょう。
相続とは、人が亡くなった際に、その人の財産(遺産)を、法律で定められた人(相続人)が引き継ぐことを言います。
遺産とは、亡くなった人(被相続人(ひそうぞくにん))が持っていたすべての財産のことを指します。具体的には、現金、預貯金、不動産(土地や建物)、株式、保険金、自動車など、プラスの財産だけでなく、借金などのマイナスの財産も含まれます。
相続人は、民法で定められており、配偶者は常に相続人となります。配偶者以外の相続人は、以下の順位で決定されます。
今回のケースでは、祖母が被相続人、質問者であるあなたは、亡くなった次女の子供なので、第一順位の相続人である長女と長男とともに、代襲相続人として相続権を持つ可能性があります。
結論から言うと、あなたは祖母の遺産について、ある程度の情報を知る権利があります。これは、相続人として、遺産の具体的な内容を知る必要があるからです。長男が遺産の内容を教えてくれない場合でも、いくつかの方法で調べる事ができます。
まず、遺産分割協議(いさんぶんかつきょうぎ)を行うためには、遺産の全体像を把握することが不可欠です。遺産分割協議とは、相続人全員で遺産の分け方について話し合い、合意することです。この話し合いに参加するためには、何が遺産に含まれるのかを知る必要があります。
次に、遺産の調査方法としては、以下のものが考えられます。
今回のケースでは、長男が遺産を管理しているため、まずは長男に遺産の内容を開示するよう求めることが重要です。しかし、長男が協力しない場合は、弁護士に相談し、法的手段を検討することが賢明です。
相続に関する主な法律は、民法です。民法では、相続人の範囲、相続分、遺産の分割方法など、相続に関する基本的なルールが定められています。
今回のケースで特に関係するのは、以下の民法の条文です。
また、相続税に関するルールは、相続税法に定められています。相続税は、遺産を受け継いだ人が、一定の金額を超える財産を取得した場合に課税されます。
今回のケースで、誤解されやすいポイントの一つに、生前贈与があります。生前に長男が祖母から家や土地の贈与を受けているとのことですが、これは相続に影響を与える可能性があります。
生前贈与とは、被相続人が生きている間に、特定の者に財産を無償で譲ることです。生前贈与は、相続対策として行われることもありますが、相続が発生した場合には、他の相続人との間で不公平感を生む可能性があります。
民法では、相続開始前10年以内に行われた生前贈与は、遺産分割の際に考慮されることがあります(特別受益(とくべつじゅえき))。今回のケースでは、長男が家や土地を贈与されているため、他の相続人との間で、遺産の分け方について争いになる可能性があります。
ただし、生前贈与が必ずしも遺産分割に影響するわけではありません。贈与の状況や、他の相続人の状況によって、判断が異なります。この点についても、弁護士に相談し、適切なアドバイスを受けることが重要です。
実際に遺産調査を進める際の、具体的なアドバイスと、よくあるケースを元にした例を紹介します。
1. 情報収集の初期段階
まずは、長男に連絡を取り、遺産に関する情報を開示するよう求めましょう。この際、感情的にならず、冷静に話し合うことが重要です。長男が協力的な場合は、通帳のコピーや、保険証券の提示を求めることができます。
2. 金融機関への照会
長男が協力しない場合や、情報が不十分な場合は、金融機関に照会をかけることができます。ただし、相続人であることを証明する書類(戸籍謄本など)が必要となる場合があります。弁護士に依頼すれば、これらの手続きをスムーズに進めることができます。
3. 不動産の調査
不動産がある場合は、法務局で登記簿謄本を取得し、名義を確認しましょう。また、固定資産税評価証明書を取得することで、不動産の価値を把握することができます。
4. 弁護士への相談
上記の方法で遺産の内容が明らかにならない場合や、相続人間で争いが生じそうな場合は、弁護士に相談しましょう。弁護士は、遺産調査の専門家であり、法的手段を用いて、遺産の情報を収集してくれます。また、相続に関する紛争を解決するための、様々なアドバイスをしてくれます。
具体例
例えば、長男が祖母の預貯金を隠している疑いがある場合、弁護士は、金融機関に対して、取引履歴の開示を求めることができます。これにより、預貯金の出入金状況を把握し、不正な引き出しがないかを確認することができます。
今回のケースでは、以下の場合は、専門家である弁護士に相談することをお勧めします。
弁護士に相談するメリットは、以下の通りです。
弁護士費用は、相談内容や依頼する業務によって異なります。まずは、無料相談などを利用して、弁護士に相談し、見積もりをもらうことをお勧めします。
今回の質問の重要ポイントをまとめます。
今回のケースでは、まず長男との話し合いを試み、それでも解決しない場合は、弁護士に相談することをお勧めします。弁護士は、あなたの権利を守り、円満な相続を実現するための、最善のサポートをしてくれます。
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