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私道共有のトラブル!地積や高低差を考慮した適切な共有方法とは?

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私道の共有方法について、地積や高低差を考慮した適切な方法が分からず困っています。どのように共有するのが法的に、そして現実的に適切なのでしょうか? 公平な分割方法を知りたいです。
私道とは、私有地である道路のことです。 公道(公共の道路)と違い、個人が所有しています。複数の土地所有者が共同で使用する私道の場合、その共有方法は法律で明確に定められてはいません。しかし、一般的には「地積比例」という考え方で共有割合が決定されます。(地積:土地の面積)
簡単に言うと、土地の面積が大きいほど、私道の共有割合も大きくなるということです。例えば、3区画の面積がそれぞれ100㎡、150㎡、200㎡であれば、共有割合は100:150:200、つまり1:1.5:2となります。これは、各区画が私道を使用する必要性(面積に比例)を反映した考え方です。
質問者さんのケースでは、私道が左にいくほど高くなっている点が問題です。地積比例で共有割合を決定した後、高低差による影響を考慮して、最終的な共有割合を所有者間で協議する必要があります。 協議がまとまらない場合は、裁判所に調停を申し立てることも可能です。
私道の共有に関する法律は、特にありません。民法(債権関係、物権関係)の規定が適用されます。具体的には、共有に関する規定(民法247条以下)や、共有物の管理に関する規定(民法250条以下)などが関係してきます。 しかし、これらの法律は抽象的な規定が多く、具体的な共有方法までは示されていません。そのため、所有者間の合意が非常に重要になります。
「地積比例」はあくまで基本的な考え方です。高低差、私道の形状、各区画へのアクセス状況など、様々な要素を考慮して、所有者間で公平な共有割合を決定する必要があります。 地積だけで判断するのではなく、全体状況を踏まえた協議が不可欠です。
例えば、高低差が大きい場合、高台にある区画は、私道の維持管理に多大な費用を負担する必要があるかもしれません。その場合、地積比例に加えて、高低差を考慮した調整を行うことが考えられます。 具体的な調整方法は、所有者間で話し合って決める必要があります。 測量士に依頼して、正確な地積と高低差を測量してもらうことも有効です。
所有者間で合意が得られない場合、または複雑な事情がある場合は、弁護士や土地家屋調査士(測量士)に相談することをお勧めします。 弁護士は法的なアドバイスを行い、土地家屋調査士は正確な測量を行い、公平な共有割合の算出を支援します。 特に、裁判沙汰になる可能性がある場合は、専門家の助言は必須です。
私道の共有は、地積比例を基本としながらも、高低差やアクセス状況などの諸条件を考慮し、所有者間で協議して決定する必要があります。 公平性を確保するため、測量や専門家への相談も有効な手段です。 早期の合意形成を目指し、トラブルを未然に防ぐことが重要です。 協議が難航する場合は、弁護士や土地家屋調査士に相談しましょう。
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