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私道共有持分3分の1の中古物件購入:価格下落予想と購入リスクの徹底解説

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物件価格がどれくらいまで下がるのか、いつまで待てばいいのか、また、他の人に購入される可能性があるのかを知りたいです。
私道とは、個人が所有する道路のことです。一般の道路とは異なり、公共の道路ではなく、私有地であるため、所有者の許可なく通行することはできません。今回のケースでは、物件へのアクセスに利用する私道の所有権が、質問者さんが購入しようとする物件の所有者と他の所有者で3分の1ずつに分かれている状態です。これを「共有持分」と言います(共有持分:複数の所有者が、一つの不動産を共同で所有する状態)。
共有持分物件は、所有者間の合意が必要な場面が多く、売買や改築などの手続きが複雑になる場合があります。特に、私道の共有持分の場合、通行権や維持管理に関するトラブルが発生するリスクがあります。
物件価格がどれくらいまで下がるか、そしていつまで待つべきかについては、残念ながら明確な答えはありません。不動産価格は、市場の需給関係(需要と供給のバランス)、金利、地域の経済状況など、様々な要因によって変動します。1200万円から1000万円に下がったという事実だけでは、今後の価格動向を予測することはできません。
他の人が購入する可能性は、常にあります。物件の価格や立地条件、そして購入希望者の数によって、売却されるタイミングは大きく変わるでしょう。
私道に関する法律は、主に民法(民法:私人間の権利義務を定めた法律)が適用されます。共有持分の場合は、民法の共有に関する規定に基づいて、所有者間の合意が必要となる場面が多くなります。例えば、私道の修繕費用負担や通行権の行使など、トラブルが発生した場合、民法に基づいて解決を図ることになります。
「ローンが組めない」という不動産会社の話は、必ずしも真実とは限りません。金融機関によっては、共有持分物件であっても、担保価値を評価して融資を行う場合があります。ただし、通常よりも厳しい審査や、担保評価額が低くなる可能性はあります。また、私道そのものの状態(舗装状況や幅員など)や、共有関係の状況(他の所有者との関係)も融資可否に影響します。
価格下落を待つよりも、まずは物件の状況を詳細に調査することが重要です。専門の不動産鑑定士に依頼して、物件価格や私道の状態、共有関係に関するリスクなどを評価してもらうことをお勧めします。また、他の所有者と直接話し合い、将来的な私道の維持管理や修繕費用負担について合意形成を図る努力も必要です。
具体例として、仮に私道の修繕が必要になった場合、3分の1の持分しか持たない質問者さんは、全体の修繕費用を3分の1負担しなければなりません。他の所有者との良好な関係を築くことが、将来的なトラブルを回避する上で非常に重要です。
不動産の購入は高額な取引であり、リスクも伴います。共有持分物件、特に私道に関する問題を抱える物件の購入は、専門家のアドバイスなしに判断するのは非常に危険です。不動産会社だけでなく、弁護士や司法書士などの専門家に相談し、契約内容やリスクを丁寧に確認することが重要です。特に、共有関係に関するトラブルや、ローン審査に関する問題が発生した場合は、専門家の助けが必要となるでしょう。
私道共有持分物件の購入は、一般の物件よりも複雑な手続きとリスクを伴います。価格下落を待つだけでなく、物件の状況を詳細に調査し、専門家のアドバイスを得ながら、慎重に判断する必要があります。他の所有者との関係構築も重要であり、将来的なトラブルを回避するためには、綿密なコミュニケーションが不可欠です。 購入前に、専門家によるアドバイスを受けることを強くお勧めします。
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