• Q&A
  • 私道寄付の強要?不動産会社と交渉する際の注意点と法的根拠

共有不動産・訳あり物件の無料相談
1 / -
売却を決めていなくても問題ありません。状況整理のご相談だけでもOKです。

ご入力いただいた内容は「お問い合わせ内容」としてまとめて送信されます。
無理な営業や即決のご案内は行いません。

共有持分についてお困りですか?

おすすめ3社をチェック

私道寄付の強要?不動産会社と交渉する際の注意点と法的根拠

【背景】
* 袋地の奥に家が建っており、私道(13坪)の3分の2(10坪)を所有しています。
* 残りの3分の1(3坪)は近隣2軒の共有です。
* 私道に面した家が売却され、不動産会社が私道全体を市に寄付するよう求めてきました。
* 以前は通行料を徴収していましたが、契約書はありません。

【悩み】
不動産会社から私道寄付の圧力を受けており、どのように対応すべきか悩んでいます。「既得権」という言葉に不安を感じています。私道全体を市に寄付しなければならないのか、近隣2軒の同意があれば強制されるのか知りたいです。

不動産会社に法的根拠はなく、寄付は強制できません。交渉で条件を提示しましょう。

テーマの基礎知識(私道と所有権)

私道とは、個人が所有する道路のことです。公道(市町村が管理する道路)と異なり、私道は個人の所有物であり、所有者は自由に処分できます。今回のケースでは、質問者さんは私道の3分の2を所有しており、残りは近隣2軒が共有しています。所有権とは、物事を自由に使用・収益・処分できる権利のことです(民法第188条)。

今回のケースへの直接的な回答

不動産会社は、質問者さんに私道を市に寄付するよう強要することはできません。私道は質問者さんの私有地であり、所有権に基づき、自由に処分する権利があります。不動産会社が「既得権」を主張しているのは、通行権(土地を通って通行する権利)を指している可能性が高いですが、通行権は所有権よりも弱い権利です。通行権は、土地の所有者が通行を許諾した場合や、長期間にわたって通行が黙認されてきた場合に認められることがあります(地役権)。しかし、今回のケースでは、通行料を徴収していたとはいえ、契約書がないため、明確な通行権の主張は難しいでしょう。

関係する法律や制度

このケースに直接的に関係する法律は、民法(特に所有権に関する規定)です。私道の寄付は、質問者さんの自由意思によるものでなければなりません。強要は違法です。

誤解されがちなポイントの整理

* **「既得権」の誤解:** 不動産会社が言う「既得権」は、通行権などを指している可能性が高いですが、所有権を上回るものではありません。
* **近隣住民の同意:** 近隣2軒が市への寄付に同意しても、質問者さんが同意しなければ、強制的に寄付する必要はありません。所有権は個々の所有者に帰属します。
* **通行料の徴収:** 過去の通行料徴収は、契約書がないため、法的根拠としては弱いです。

実務的なアドバイスや具体例の紹介

不動産会社との交渉では、以下の点を意識しましょう。

* **明確な意思表示:** 私道寄付に反対する意思を明確に伝えましょう。
* **条件提示:** 買い取り価格や、家屋の位置変更による道幅拡張への対応などを提示し、交渉しましょう。
* **証拠の確保:** 領収書などの証拠をしっかり保管しておきましょう。
* **弁護士への相談:** 交渉が難航する場合は、弁護士に相談することをおすすめします。弁護士は、法的観点から適切なアドバイスをしてくれます。

専門家に相談すべき場合とその理由

交渉が難航したり、不動産会社から法的措置をちらつかされたりした場合には、弁護士に相談しましょう。弁護士は、法律の専門家として、質問者さんの権利を守り、適切な解決策を提案してくれます。

まとめ(今回の重要ポイントのおさらい)

私道の寄付は強制できません。不動産会社には、質問者さんの所有権を侵害する権利はありません。交渉においては、自分の権利をしっかり主張し、必要に応じて弁護士に相談しましょう。 冷静に、そして毅然とした態度で交渉を進めることが重要です。 不明な点は、専門家に相談し、適切な対応を検討しましょう。

Editor's Picks

共有持分についてお困りですか?

おすすめ3社をチェック

pagetop