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私道持分ありの家にマンション建設!出入り口が私道側ってあり? 疑問を徹底解説

質問の概要

【背景】

  • 私は私道の1/13の持分を持つ家に住んでいます。
  • 私道の入り口にある角地が売却され、そこにワンルームマンションが建つ計画が持ち上がりました。
  • マンションの設計図によると、入り口、駐輪場、駐車場が全て私道側に配置されています。
  • 角地の前の所有者は私道に持分がなく、公道から出入りしていました。

【悩み】

  • マンションの設計変更を求めていますが、受け入れられません。
  • 市役所に苦情を言っても、まるで私が悪いかのような対応をされました。
  • 市の議員に相談しましたが、計画が通ったことに納得がいきません。
  • 娘が大学を卒業したら、この家を売るべきか悩んでいます。
マンションの私道利用は権利侵害の可能性あり。専門家への相談と、今後の対応を検討しましょう。

回答と解説

テーマの基礎知識:私道と持分について

まず、今回の問題の根幹となる「私道」と「持分」について、基本的な知識を整理しましょう。

私道(しどう)とは、私人が所有している道路のことです。公道(国や地方公共団体が所有する道路)とは異なり、私道は個人の土地であり、その所有者には様々な権利と義務が生じます。

今回のケースのように、私道に複数の人が「持分」を持っている場合、それはその私道の所有権を共有している状態を意味します。持分とは、その土地に対する権利の割合を示すもので、1/13の持分を持つということは、私道全体の1/13の権利を持っているということです。

この持分を持つ人たちは、私道を共同で利用する権利があります。しかし、その利用方法には制限があり、他の持分権者の権利を侵害するような利用は認められません。例えば、勝手に私道を独占して駐車場として利用したり、他の人の通行を妨げたりすることは、原則としてできません。

今回のケースへの直接的な回答:マンションの計画は問題あり?

今回のケースでは、マンションの入り口、駐輪場、駐車場が私道側に配置される計画です。これは、私道を利用する上で、他の持分権者の権利を侵害する可能性があるため、問題があると言えるでしょう。

具体的には、

  • 通行の妨げ: 多数のマンション住民が私道を利用することで、あなたの通行が妨げられる可能性があります。
  • 利用の制限: 駐輪場や駐車場が私道に設置されることで、あなたの私道の利用が制限される可能性があります。
  • 価値の低下: マンション建設によって、あなたの家の資産価値が低下する可能性もあります。

これらの問題から、マンションの計画は、あなたの私道に対する権利を侵害する可能性があると考えられます。

関係する法律や制度:建築基準法と民法

今回の問題に関係する法律として、主に以下の2つが挙げられます。

  • 建築基準法: 建築物の設計や構造に関する基準を定めています。今回のケースでは、マンションの計画が建築基準法に適合しているかどうかが重要になります。特に、接道義務(建築物が公道に一定の距離で接している必要があるという義務)を満たしているかがポイントです。
  • 民法: 私道の利用や権利関係に関する規定があります。私道の持分を持つ人たちの権利や、他の人の利用に対する制限などが定められています。

市役所がマンションの計画を許可した背景には、建築基準法上の問題がないと判断した可能性があります。しかし、建築基準法は、個々の権利関係については直接的な規定をしていません。そのため、今回のケースでは、民法に基づいて、あなたの権利が侵害されていないかを判断する必要があります。

誤解されがちなポイントの整理:市役所の対応について

市役所の対応について、誤解されがちなポイントを整理しましょう。

市役所が「クレームを言う方がおかしい」というような対応をしたとのことですが、これは必ずしもあなたの権利を無視するものではありません。市役所は、建築基準法などの法令に基づいて、建築計画が適法であるかを審査します。しかし、個々の権利関係については、当事者間の問題として扱う傾向があります。

つまり、市役所は、建築基準法上は問題がないと判断したかもしれませんが、あなたの私道に対する権利が侵害されていないかどうかについては、直接的な判断をしていない可能性があります。この点を理解しておくことが重要です。

実務的なアドバイスや具体例の紹介:設計変更を求めるために

設計変更を求めるために、具体的にどのような行動を取ることができるでしょうか。

  1. 弁護士への相談: まずは、弁護士に相談し、あなたの権利が侵害されているかどうか、法的なアドバイスを受けましょう。弁護士は、あなたの状況を詳しく分析し、適切な対応策を提案してくれます。
  2. マンション業者との交渉: 弁護士のアドバイスに基づき、マンション業者と交渉を行いましょう。設計変更を求めるだけでなく、損害賠償を請求することも視野に入れるべきです。
  3. 他の持分権者との連携: 他の私道の持分権者と連携し、共同で対応することも有効です。
  4. 裁判: 交渉が決裂した場合、最終的には裁判で解決を図ることも検討しましょう。

具体例として、私道の利用に関する裁判例では、私道に駐車場を設置することが、他の持分権者の権利を侵害すると判断されたケースがあります。この判例を参考に、あなたのケースでも、私道への駐車場設置が権利侵害にあたることを主張することができます。

専門家に相談すべき場合とその理由

今回のケースでは、専門家への相談が不可欠です。特に、以下の専門家への相談をおすすめします。

  • 弁護士: 権利侵害の有無、法的対応、交渉、裁判など、法的な問題について相談できます。
  • 不動産鑑定士: マンション建設による資産価値への影響を評価してもらえます。
  • 建築士: 設計図面を精査し、建築基準法上の問題点や、設計変更の可能性についてアドバイスをもらえます。

専門家は、あなたの状況を客観的に分析し、適切なアドバイスとサポートを提供してくれます。一人で悩まず、専門家の力を借りて、問題を解決しましょう。

まとめ:今回の重要ポイントのおさらい

今回の問題の重要ポイントをまとめます。

  • 私道の持分を持つあなたの権利が、マンション建設によって侵害される可能性があります。
  • 市役所の対応は、建築基準法上の問題がないという判断であり、あなたの権利侵害を認めているわけではありません。
  • 弁護士への相談、マンション業者との交渉、他の持分権者との連携、裁判などを検討しましょう。
  • 専門家の力を借りて、問題を解決しましょう。

今回の問題を解決するためには、専門家の助けを借りながら、粘り強く対応していくことが重要です。諦めずに、あなたの権利を守りましょう。

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