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築古テナント付き土地の価格交渉術:立ち退きと建物の評価

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不動産取引(土地や建物の売買)の世界は、専門用語や複雑な計算方法が多く、初めての方には少し難しく感じるかもしれません。しかし、基本を理解すれば、今回のケースのように、築古のテナント付き土地の価格交渉もスムーズに進めることができます。
まず、建物の価値について考えてみましょう。建物には、大きく分けて二つの価値があります。
今回のケースでは、建物は築40年を超えており、物理的な価値は低いと考えられます。しかし、テナントが入居しているため、収益的な価値も考慮する必要があります。売主は、この収益性に着目して、建物の価値を高く評価しようとするかもしれません。
今回のケースでは、土地を取得後にテナントに立ち退きを求める予定であるため、建物の評価は、主に以下の2点を考慮して行う必要があります。
売主との価格交渉では、これらの費用を考慮し、建物の価値をマイナス評価として提示することが重要です。つまり、土地の価格から、立ち退き料と解体費用を差し引いた金額を提示し、交渉を進めることになります。
立ち退き交渉には、借地借家法が関係してきます。借地借家法は、借地人(土地を借りている人)や借家人(建物を借りている人)の権利を保護するための法律です。
今回のケースでは、テナントは借家人の立場にあります。したがって、正当な理由がない限り、大家(売主)はテナントを立ち退かせることができません。正当な理由とは、例えば、家賃の滞納や建物の老朽化などです。
土地の売買を理由に立ち退きを求める場合、借地借家法上の「正当事由」が必要となります。正当事由を補完するために、立ち退き料を支払うことが一般的です。立ち退き料は、借家人の権利を尊重し、円滑な交渉を進めるために重要な要素となります。
建物の評価について、よくある誤解を整理しておきましょう。
交渉においては、これらの誤解を理解し、売主に対して適切な説明を行うことが重要です。
売主との価格交渉を有利に進めるためには、以下の点を意識しましょう。
具体例を挙げると、以下のような交渉が考えられます。
例:
売主:「この建物からは年間200万円の収入がある。それも考慮してほしい。」
買主:「確かに収入はありますが、立ち退きと解体で費用がかかります。近隣の解体費用相場は〇〇円、立ち退き料は〇〇円と試算しています。更地価格からこれらの費用を差し引いた金額で検討させてください。」
以下のような場合は、専門家(不動産鑑定士、弁護士など)に相談することをおすすめします。
専門家への相談費用はかかりますが、結果的に有利な条件で取引を進めることができれば、費用対効果は高いと言えるでしょう。
今回のケースでは、築古のテナント付き土地の価格交渉において、以下の点が重要です。
これらのポイントを踏まえ、売主との交渉に臨みましょう。
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