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築浅任意売却物件の購入、諸費用ってこんなにかかるの?内訳を徹底解説!

【背景】

  • 築浅の任意売却物件の購入を検討しています。
  • 仲介業者から提示された諸費用の見積もりを見て、その金額の大きさに驚いています。
  • 仲介業者は「少し高めに見積もって、銀行からローンが下りるか確認する」と説明しています。

【悩み】

  • 提示された諸費用の内訳が妥当なのかどうか判断できません。
  • 特に、高額な項目について、その必要性と相場を知りたいです。
  • 仲介業者の説明を鵜呑みにして良いのか、不安を感じています。

諸費用の内訳は妥当性を精査する必要あり。各費用の意味と相場を理解し、不明点は仲介業者に確認を。

不動産購入の諸費用、何が含まれる?基礎知識を解説

不動産を購入する際には、物件価格だけでなく、さまざまな諸費用がかかります。これらの費用は、大きく分けて「売買契約に関する費用」、「融資に関する費用」、「登記に関する費用」、「税金」、「その他」に分類できます。それぞれの費用がどのような目的で発生し、どの程度の金額になるのかを理解しておくことが、適正な価格で不動産を購入するために重要です。

今回のケースでは、任意売却物件(債務者が住宅ローンを返済できなくなり、債権者である金融機関の同意を得て売却される物件)の購入を検討されているとのことです。任意売却物件は、通常の物件よりも価格が抑えられている場合が多いですが、諸費用についても注意が必要です。

今回のケースの諸費用、具体的に見てみよう

提示された諸費用の内訳を一つずつ見ていきましょう。それぞれの費用について、その内容と相場、注意点などを解説します。

  • 印紙代(売買契約分):15,000円

    売買契約書に貼付する収入印紙の費用です。契約金額によって金額が異なり、今回の物件価格(2,080万円)の場合、15,000円が一般的です。

  • 印紙代(金銭消費貸借契約 銀行):20,000円

    住宅ローンの契約書に貼付する収入印紙の費用です。こちらも借入金額によって異なり、今回の場合は20,000円が妥当な範囲です。

  • 保証料(銀行ローン):473,372円

    住宅ローンの保証会社に支払う費用です。保証会社は、万が一、債務者がローンの返済を滞った場合に、代わりに金融機関に弁済を行います。保証料は、借入金額や期間、金利などによって異なり、今回の金額は妥当な範囲内と言えます。ただし、近年では保証料無料のローンも増えています。

  • 手数料(銀行手数料):52,500円

    住宅ローンの事務手数料です。金融機関によって金額が異なり、定額の場合と、借入金額の一定割合で計算される場合があります。52,500円は、一般的な範囲内です。

  • 登記費用(移転設定概算):30万円

    不動産の所有権移転登記(売主から買主へ所有者を変更する手続き)と、抵当権設定登記(住宅ローンを借りる際に、金融機関が担保として設定する権利)にかかる費用です。内訳は、登録免許税(登記の際に国に納める税金)と司法書士への報酬です。30万円は、物件の規模や司法書士の報酬によって変動しますが、妥当な範囲と言えます。詳細な内訳を必ず確認しましょう。

  • 固定資産税(都市計画税含む1年):10万円

    不動産を所有していることに対して課税される税金です。固定資産税と都市計画税を合わせた金額です。年間の税額は、物件の固定資産税評価額によって決まります。10万円は、物件の規模や地域によって異なりますが、築浅物件であれば、妥当な範囲内と考えられます。ただし、売買の時期によっては、日割り計算で精算される場合があります。

  • 振込手数料:525円

    売買代金や諸費用を振り込む際の銀行手数料です。少額ですが、必ず発生する費用です。

  • 仲介手数料:718,200円

    不動産仲介業者に支払う報酬です。宅地建物取引業法で上限が定められており、物件価格の3%+6万円+消費税が上限です。今回の物件価格(2,080万円)の場合、上限は約72万円なので、718,200円は妥当な範囲内です。

  • ローン事務手数料:10万円

    住宅ローンの手続きに関する事務手数料です。金融機関によって金額が異なり、10万円は一般的な範囲内です。

  • 火災保険料:70万円

    火災保険は、火災だけでなく、風災や水災など、さまざまなリスクに備えるための保険です。保険料は、保険の種類や補償内容、物件の構造などによって大きく異なります。70万円は、高額に感じるかもしれませんが、長期契約や手厚い補償内容の場合、あり得る金額です。必ず、保険の詳細内容を確認しましょう。

不動産購入の諸費用、見落としがちなポイント

上記以外にも、不動産購入には、見落としがちな費用があります。事前に把握しておくことで、資金計画をより正確に立てることができます。

  • 引越し費用

    新居への引越しにかかる費用です。荷物の量や移動距離、時期によって大きく異なります。

  • 家具・家電の購入費用

    新生活に必要な家具や家電を購入する費用です。既存のものを利用する場合もありますが、新調する場合は大きな出費となります。

  • カーテン・照明器具の購入費用

    カーテンや照明器具は、部屋の雰囲気を大きく左右します。物件によっては、これらの設備がない場合もあるため、事前に準備しておく必要があります。

  • 修繕積立金・管理費

    マンションなどの集合住宅を購入する場合、毎月支払う修繕積立金と管理費が発生します。これらの費用は、物件の維持管理に使われます。

諸費用に関する誤解、よくある疑問を解消

諸費用について、よくある誤解や疑問を解消しておきましょう。

  • 「諸費用は物件価格に含まれる」という誤解

    諸費用は、物件価格とは別に支払う必要があります。住宅ローンを組む場合、諸費用もローンに含めることができる場合がありますが、全額をローンで賄えるわけではありません。自己資金の準備も必要です。

  • 「仲介業者は諸費用を高く見積もる」という疑問

    仲介業者が、ローンが通りやすいように、諸費用を少し高めに見積もることはあります。しかし、不必要な費用を上乗せしている可能性もあるため、内訳を詳細に確認し、不明点は必ず質問しましょう。

  • 「諸費用は値引きできる」という期待

    仲介手数料は、法律で上限が定められているため、大幅な値引きは難しい場合があります。しかし、他の費用については、交渉の余地がある場合もあります。例えば、火災保険料については、複数の保険会社から見積もりを取り、比較検討することも可能です。

諸費用を抑えるための実務的なアドバイス

諸費用を抑えるためには、いくつかの工夫ができます。

  • 複数の金融機関を比較検討する

    住宅ローンは、金利だけでなく、保証料や事務手数料も金融機関によって異なります。複数の金融機関を比較検討し、最も有利な条件を選びましょう。

  • 火災保険の見積もりを比較する

    火災保険は、複数の保険会社から見積もりを取り、補償内容と保険料を比較検討しましょう。不要な補償を省くことで、保険料を抑えることができます。

  • 自分でできる手続きは自分で行う

    登記手続きなどを司法書士に依頼すると、報酬が発生します。自分で手続きを行うことで、費用を節約できます。ただし、専門知識が必要な場合もあるため、無理のない範囲で行いましょう。

  • 仲介業者に見積もりの根拠を詳しく説明してもらう

    提示された諸費用の内訳について、仲介業者に詳しく説明してもらいましょう。不明な点や疑問点があれば、遠慮なく質問し、納得いくまで説明を受けてください。

専門家に相談すべきケースと、その理由

以下のような場合は、専門家への相談を検討しましょう。

  • 諸費用の内訳がどうしても理解できない場合

    不動産に関する専門知識がない場合、諸費用の内訳を理解するのは難しいかもしれません。専門家であれば、詳細な説明やアドバイスを受けることができます。

  • 仲介業者の説明に納得できない場合

    仲介業者の説明が曖昧であったり、不信感を抱く場合は、他の専門家(弁護士や不動産鑑定士など)に相談し、セカンドオピニオンを求めるのも良いでしょう。

  • 任意売却に関する知識が不足している場合

    任意売却は、通常の不動産取引とは異なる点が多くあります。任意売却に詳しい専門家(弁護士や不動産コンサルタントなど)に相談することで、リスクを回避し、有利な条件で取引を進めることができます。

まとめ:今回の重要ポイントをおさらい

今回の質問に対する重要なポイントをまとめます。

  • 不動産購入には、物件価格以外に、さまざまな諸費用がかかります。それぞれの費用の内容と相場を理解し、資金計画を立てましょう。

  • 提示された諸費用の内訳を詳細に確認し、不明な点や疑問点があれば、仲介業者に質問しましょう。

  • 諸費用を抑えるために、複数の金融機関を比較検討したり、火災保険の見積もりを比較したりするなどの工夫をしましょう。

  • 諸費用について、どうしても理解できない場合や、仲介業者の説明に納得できない場合は、専門家への相談を検討しましょう。

今回のケースでは、仲介業者が「少し高めに見積もって、銀行からローンが下りるか確認する」と言っていますが、高すぎる見積もりは、最終的な資金計画に影響を与える可能性があります。必ず、各費用の妥当性を精査し、納得のいく取引を進めるようにしましょう。

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