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築15年、玄関ドアノブ故障で全額負担請求!?大家トラブルと退去の不安解消ガイド

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ドアノブの修理費用を全額負担すべきか、正当な理由に該当するのか知りたいです。また、大家さんの無断侵入への対処法と、退去時の敷金返還について不安です。不動産屋への相談前に、ある程度の知識を身につけたいです。
賃貸借契約では、建物の修繕責任は大家さんと借主で分かれています。一般的に、建物の構造部分(躯体(くたい)※建物の骨組みとなる部分)や共用部分(廊下、階段など)の修繕は大家さんの責任です。一方、借主は、自分の使用部分(室内)の修繕を責任負うのが一般的です。ただし、これは「通常の使用」による損耗の場合です。
故意の破壊や、著しい不注意による損傷は借主の責任となります。今回のドアノブの故障が「通常の使用」によるものなのか、「故意」によるものなのかが争点となります。築15年で一度も交換されていないドアノブであれば、老朽化による故障の可能性も十分に考えられます。
今回のケースでは、築15年経過し、一度も交換されていないドアノブの故障は、「通常の使用による損耗」または「老朽化」が原因であると主張できます。これは、契約書に記載されている「正当な理由」に該当する可能性が高いです。大家さんの「使い方が悪い」という主張は、具体的な証拠がない限り、認められにくいでしょう。
賃貸借契約は民法(特に第607条以下)で規定されています。この法律では、大家さんは「目的物の使用・収益を妨げる瑕疵(かし)※欠陥があること」に対して修繕義務を負うとされています。ドアノブの故障は、建物の使用を妨げる瑕疵に該当する可能性があります。
「老朽化」と「故意の破壊」は明確に区別する必要があります。老朽化は、時間の経過や自然な摩耗によって生じる損傷です。一方、故意の破壊は、意図的に物を壊す行為です。今回のケースでは、大家さんは「使い方が悪い」と主張していますが、それが故意の破壊に当たる証拠は提示されていません。
まずは、ドアノブの故障状況を写真や動画で記録しましょう。これは、老朽化を証明する重要な証拠となります。次に、大家さんとのやり取りを記録に残すことが重要です。メールや手紙でやり取りし、記録を残しておきましょう。交渉が難航する場合は、弁護士や不動産会社に相談することをお勧めします。
大家さんとの交渉がうまくいかない場合、弁護士や不動産会社に相談することをお勧めします。専門家は、法律に基づいた適切なアドバイスを与え、交渉をサポートしてくれます。特に、大家さんの無断侵入は違法行為の可能性があり、専門家の介入が必要となる場合があります。
築15年のドアノブの故障は、老朽化による可能性が高く、全額負担を請求されるのは不当な場合があります。契約書の内容、証拠の確保、そして専門家への相談を検討することで、自分の権利を守り、適切な対応を取ることが重要です。大家さんの無断侵入についても、毅然とした態度で対応し、必要であれば警察への相談も検討しましょう。
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